失われた前歯の歯肉のボリュームを戻す歯周形成外科の症例

歯周形成外科症例

失われた前歯の歯肉のボリュームを戻す歯周形成外科の症例

歯を失ってブリッジなどの治療をした後に、歯茎が凹んでしまってボリュームがなく、審美性が落ちてしまったと感じる方は多いようです。ほとんどの場合、歯を失うとその後に歯茎が萎縮して凹んでしまいます。

 

歯を失ってしまった所は必ず萎縮と言って収縮し、歯肉のボリュームが少なくなります。歯肉のボリュームが減った歯茎には凹みができてしまい、以下のような問題が出てきます。

 

  • 綺麗な歯を入れてもどこか不自然に見える
  • 凹みに汚れが溜まりやすくなり歯周病の原因になる
  • 凹みに溜まった汚れが口臭の原因になる

 

凹んでしまった歯茎を放置すると上記のような問題が起きますが、歯茎の凹みは治療することが可能です。元々の歯や歯肉の形に戻してあげることで、より審美的な仕上がりになり、歯周病などを予防し、ブリッジや入れ歯の長持ちにも繋がります。

 

詳細な治療方法などはこちらのページからご覧ください。>>歯茎の凹みの治療方法と実際の症例

 

歯茎が凹んでしまった前歯を治療した症例

前歯を失ってしまい、ブリッジを使用している患者様の前歯の歯茎を治療した症例です。最終的に、前歯にはふっくらとしたボリュームが戻り、見た目にも違和感が無い状態になりました。

歯茎の凹みの治療前

前歯の歯茎が凹んでしまった症例写真

前歯が失われている所の、歯茎のボリュームが少ないことがわかります。正面から見てもやはり前歯が凹んで見え、審美性が低いことでお悩みでした。

 

前歯の歯茎の治療中の様子

歯茎の移植

前歯の歯茎への歯肉移植の症例写真

上顎の内側の頑丈な歯肉を一部切り取り、ボリュームが少ない前歯の歯茎部分に移植します。「歯肉の一部を切り取る」というと不安かもしれませんが、切り取られた歯肉は2週間程で完全に回復し治癒します。

 

縫合直後

前歯に歯肉を移植したのち縫合を行った症例写真

歯茎を移植したあとは、傷口を縫合します。写真は移植し縫合した直後ですが、すでに前歯の歯茎にボリュームが増えているのがわかります。

 

前歯の歯茎への歯肉移植治療の前後比較

前歯への歯茎の移植治癒後の写真です。凹みがあった前歯の歯肉のボリュームが増え、隣の歯がある歯肉と同じボリュームになりました

小さいことですが、このような積み重ねで、より綺麗で長持ちするブリッジの作成が可能になります。

詳細な治療方法などはこちらのページからご覧ください。>>歯茎の凹みの治療方法と実際の症例

 

症例まとめ

年代・性別 30代女性
主訴 上の前歯ブリッジの見た目を綺麗にしたい
治療内容 より自然で汚れが溜まりにくいブリッジを入れるために、失われた歯肉のボリュームを戻す治療をしました。
費用 70,000円
期間 治療回数1回
リスク・副作用 歯周形成外科の手術の経験が少ないと、さらにボリュームが少なくなる可能性があり、正しい治療効果を得られないことがあります。

その他の症例についてや、さらに詳細な治療方法も知りたい方は、こちらの記事も併せてご覧ください。>>歯茎の凹みの治療方法と実際の症例

 

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