奥歯まで歯茎が見えるガミースマイルを治療した症例（上唇粘膜切除術）

ガミースマイルを主訴に来院されました。

ガミースマイルは３つの原因からなります。

①歯の長さが短い

②上唇が上がり過ぎる

③歯の位置の問題

今回は、②の上唇が上がり過ぎることが原因だったため、上唇粘膜切除術で治療を行いました。

臨床例

治療前

笑うと奥歯まで歯茎が見え、上唇が内側に丸まり薄くなってしまう重度のガミースマイルの状態でした。

治療直後

奥歯まで歯茎が見えてしまう状態だったため、奥歯の粘膜切除量を通常よりも多くし全体的にバランスを整えました。

治療後１ヶ月

思いっきり笑っても歯茎が見えることはなくなり、ガミースマイルが改善しました。

この時期には、引き攣った感じもなくなって自然に笑うことができます。

傷口は今後半年ぐらいかけて、ほとんど分からないようになっていきます。

治療前後の比較

笑うと内側に丸まっていた薄い上唇も、上がり過ぎることがなくなり笑っても綺麗な上唇を維持しています。

ガミースマイルが改善し嬉しくて、毎日鏡の前で笑顔のチェックをしているとおっしゃってました。

当院では多くの治療経験から、お一人お一人で粘膜切除量や縫合の仕方を変えて、より患者様のご希望に添えるよう治療を行っております。

ガミースマイルでお困りの方は、是非一度ご相談下さい。

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YASU DENTAL CLINIC

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監修者情報

松井　泰隆 　YASU DENTAL CLINIC　院長

東京歯科大学を卒業後、京都大学医学部附属病院で口腔外科を学び、その後審美歯科やインプラント治療を行う医療法人に勤務し分院長などを歴任。