gummysmile
笑った時に歯茎が大きく目立つお口元のことを、ガミースマイルと呼びます。チャームポイントと捉えられる場合もありますが、コンプレックスになってしまっている方も多い症状です。
このページをご覧いただければ、ガミースマイルの原因や治療法など、基本的な知識を理解することができます。
「ガミースマイルに悩んでいる」「ガミースマイルを治療したい」という方はぜひご覧ください。
当院ではガミースマイル治療を年間300症例以上行っており、日本トップクラスのガミースマイル治療症例数となっております。
ガミースマイルでお悩みの方は、ぜひ当院の無料カウンセリングにお越しください。
笑った時に歯茎が大きく目立つお口の症状を「ガミースマイル」と呼びます。
具体的には笑った時の歯茎の露出が3mmを超えると、ガミースマイルだと判断されます。特にアジア人(モンゴロイド)の骨格に多く、欧米人の骨格には少ないと言われています。
芸能人でもガミースマイルの方はおられるので、必ずしも審美的に不利になるとは限りませんが、コンプレックスに感じている方が多いのも事実です。
ガミースマイルは決して病気というわけではありませんが、多くの方がコンプレックスを感じるお口元の症状です。
ガミースマイルは笑った際に歯茎が目立つ状態ですが、その原因は一つではありません。同じように見えるガミースマイルでも異なる原因で症状が起きていたり、複数の原因が重なり合った重度のガミースマイルも存在します。
ガミースマイルになる原因は、主に以下の3つに分類できます。
ガミースマイルの原因は1つだけでなく、2つ以上の原因が該当する場合があります。 このような場合、より歯茎が目立ちやすくなり、重度のガミースマイルとなることがあります。 それぞれの原因や症状の度合いによって適切な治療方法を選択することが大切です。
ガミースマイルを治療する際は、原因や症状に応じて、以下の6つの治療法から1つないしは複数を組み合わせて治療を行います。
歯が短い、あるいは歯茎が被さっている面積が広いと、必然的に歯茎が多く見えます。歯と歯茎の境目のラインが下方に位置するため、ガミースマイルの症状を呈します。
このケースでは、歯冠長延長術やセラミック矯正でガミースマイルの症状を改善できます。
歯冠長延長術は短期間で治療が完了し、後戻りも起きない治療法です。
後述するセラミック矯正などを併用することで、より美しい口元を実現することができます。 ただし歯冠長延長術には術後に3日前後のダウンタイムが必要になるというデメリットもあります。
小さい歯を標準的なサイズに改善する上で有用な治療方法です。セラミック製の被せ物を装着することで、歯の大きさだけでなく、色や形、歯並びも併せて改善できます。歯冠長延長術を併用することで、治療効果も高くなります。治療に要する期間は、3ヶ月程度です。3~4回の通院で治療が完結します。
歯や歯茎の状態は正常でも、笑った時に上唇が上がり過ぎるとガミースマイルの症状が現れます。上唇が短い、上唇を持ち上げる筋肉が過度に発達している、といった異常が主な原因です。
このケースでは、上唇粘膜切除術やボトックス治療が有効です。
上唇の内側にある粘膜を切除して、縫合します。その結果、唇が上がりにくくなり、ガミースマイルの症状も改善されます。施術は1回で終わり、治療効果も長く続きます。
無毒化したボツリヌス菌を注射して、上唇を持ち上げる筋肉を麻痺させる治療法です。ボトックス注射をする部位は、小鼻の脇です。上唇鼻翼挙筋と上唇挙筋を麻痺させることで、唇が過剰に持ち上がるのを防ぎます。
注射を打つだけなので、施術に伴う痛みや出血はほとんどありません。費用も比較的安いです。ただし、ボトックス注射の効果は6ヶ月程度で消失するため、タッチアップが必要となります。
前歯が下方に位置していると、笑った時に歯茎が目立ちます。歯や歯茎の長さに異常はないので、矯正治療でガミースマイルの症状を改善できます。
いわゆるワイヤー矯正で、歯の位置を根本から改善します。顎の骨にネジを埋め込んで固定源とする「インプラント矯正」を併用することで、難症例のガミースマイルでも効率良く改善できます。
ここまででご紹介した方法での治療が難しい場合、上顎骨切り術(ルフォー)が適応となります。 上顎骨切り術(ルフォー)とは、上顎骨を外科的に切除して位置を調整することで、顔立ちの特徴を変える手術です。 ガミースマイルの原因が『歯の位置や顎の位置が原因』の場合、特に顎が前突している場合や顎が縦に長いような場合に、適応となることが多い治療方法です。
上顎骨切り術でガミースマイルを治療する際には、主に上顎骨を水平に骨切りし、上の歯全体を上方に引き上げることで、歯の位置を調整して歯茎が見える範囲を少なくします。
上顎骨切り術は重度のガミースマイルにも対応することができる治療方法ですが、大掛かりな外科手術を伴う点がデメリットです。手術は全身麻酔で行い、基本的には入院が必要になります。術後1ヶ月程度は柔らかい食事しか摂れなかったり、2週間〜4週間程度は見た目にわかる程度に患部に腫れが残ります。腫れが完全におさまり、お顔に馴染んでくるまでは手術後6ヶ月程度が目安とされており、それまで手術によってどのような顔貌になったのか正確にはわかりません。
また上顎骨切り術は一般的な歯科医院で対応できるケースは殆どなく、総合病院の口腔外科や美容外科での対応となる点にも注意が必要です。
ガミースマイルで治療を検討している方の多くが、その特徴的な見た目をコンプレックスに感じていたりと、見た目の悩みからご来院されます。ではガミースマイルでも見た目にコンプレックスは感じていない、という方も治療をした方が良いのでしょうか?
大前提として、ガミースマイルは病気ではありません。単純に骨格や歯茎の特徴がガミースマイルの特徴に当てはまっている、というだけなので、基本的に見た目が気にならなければ治療を行う必要はありません。
ただし、重度のガミースマイルの場合、見た目の影響だけでなく健康面への影響が出る場合もあり、以下のような問題がある場合は、治療をすることで改善が期待できます。
ガミースマイルでお悩みの方には、実はこのような問題を抱えている方もおられます。治療することで口腔衛生状態が改善され、虫歯や歯周病のリスク軽減、口臭の改善に繋がります。
ガミースマイル治療は、単に審美性を高めるだけでなく、お口の健康にも寄与します。
重度のガミースマイルの悪影響や治療法については、こちらのページをご覧ください。>>重度のガミースマイルってどんな状態?特徴と実際の症例を解説
ガミースマイルは笑った時に歯茎が見えすぎる状態なので、歯茎が見えないようになれば改善されたということになります。そのためネット上では『ガミースマイルは笑い方の練習をすれば治せる』という記載を見かけることがあります。
実際のところ、軽度のガミースマイルであれば、鏡の前で笑い方の練習を繰り返すことで改善できる場合もあるようです。ただしこれはガミースマイルがかなり軽度な場合に限ります。見た目に影響が出ている、コンプレックスに感じるほどのガミースマイルを、笑い方だけで改善するのは非常に難しいでしょう。
またもしも歯茎を見せない笑い方ができるようになっても、常に笑い方を意識し続けるのは非常に難しいのではないでしょうか。ふとした時にうっかり歯茎を見せてしまったり、大きく口を開けて笑うことができなかったりと、根本的な解決にはなりません。
虫歯治療などの一般的な治療は、ご自宅や職場のお近くの歯科に立ち寄って行うこともできるかと思いますが、ガミースマイル治療は異なります。ガミースマイル治療は一般的な歯科ではほとんど行われていません。ガミースマイルの治療は特殊な技術と知識が必要とされるからです。
ガミースマイル治療でよく用いられる「上唇粘膜切除術」や「歯冠長延長術」は、実質的にガミースマイルの治療のためだけにあるような手術のため、大多数の歯科医にとって経験することのない治療法かとおもいます。
特に、歯肉を切除することで歯茎の見える範囲を狭める「歯冠長延長術」は、歯科医に審美的なセンスが求められる治療です。歯冠長延長術に失敗すると、歯茎と歯の境目の形が不恰好になり、ガミースマイルは改善されても見た目に違和感が残ることがあります。
ガミースマイル治療ができる歯科の中でも特に、専門的にガミースマイル治療を行っている医院を選ぶことをお勧めします。
ガミースマイルを改善して美しい理想のお口元を目指すためには、単に歯茎が見える量を減らすだけでは不十分です。
審美的なお口元には一定の共通点があり、それらを歯科医師が把握した上で治療を行う事で、患者様にとっての理想的な見た目のお口元を実現できます。
口角を上げて微笑んだときに、上唇がどのような状態かによって、審美性に差が生まれます。リップラインは、微笑んだ際に上の前歯が見える量に応じて、以下の3つに分類されます。
①ローリップライン:前歯が見える量が75%以下、歯茎は全く見えない
②ミドルリップライン:前歯の75%以上が見え、歯茎は少しだけ見える
③ハイリップライン:前歯全体が見え、歯茎は2mm以上見える
ガミースマイルは③のハイリップラインを指しています。一般的に理想的なお口元は、②のミドルリップラインであるとされており、それを目指して治療を行います。
上顎の歯の先端を結んだラインのことを、スマイルラインと呼びます。スマイルラインの均衡が整っていると、笑顔がより美しく見えます。
一般的に、下唇のラインに沿った形のスマイルラインが、均衡がとれて整った状態だと言われています。
歯列矯正やセラミック矯正を行う事で、スマイルラインを綺麗に整えることが可能です。
正中線とは、お顔の真ん中を通る線のことです。さまざまな定義がありますが、目と目の間の中心点と、上唇の真ん中を結んだ線を、正中線と定めることが多いです。
お顔の正中線をさらに下に伸ばした際に、前歯の歯と歯の間のラインがピッタリとあっていると、審美的で美しいお口元に感じられます。
黄金比とは『1:1.618』の比率で、人間が美しいと感じやすいバランスです。例えば『モナリザ』や『ミロのヴィーナス』などの美術品は黄金比で作られています。
お口元については、上唇と下唇の厚みが1:1.618の比率であったり、上顎の前歯の横幅と縦幅が1:1.618の比率に近いほど、審美的に見えると言われています。
Eラインとは、鼻先と顎を結んだ線のことです。唇がEラインの上か、もしくは少しだけ内側にある状態が、理想的なお口元だと言われています。
口ゴボ気味でEラインから口元が出てしまう方や、口元が引っ込みすぎてEラインからかなり内側に唇が入ってしまう方は、Eラインを意識して歯列矯正などの治療を行う事で、より審美的な見た目になります。
白くて透明感のある歯の色は、お口元を美しく見せるためにかかせません。ただし日本人は元々歯の色が黄色っぽい傾向にあるため、陶器のような白さにしてしまうと、かえって不自然に見えてしまうこともあるため注意が必要です。
さらに理想的なお口元を目指すのであれば、歯茎の色にも着目することができます。歯茎が黒っぽくなっていると、不健康に見えてしまうことも。
透明感があり自然な白さの歯と、健康的なピンク色の歯茎は、お口元を綺麗より綺麗に見せてくれます。
当院はガミースマイル治療を専門的に行っており、北海道から沖縄まで全国から患者様がご来院されます。1年間で扱う症例数は年間300症例以上にのぼります。ガミースマイル治療に関しては全国的に見てもトップレベルにあります。例えば当院の歯冠長延長術は術後に他の歯科医師が診察しても治療を行ったかどうかわかりません。
数多くの治療実績をもつ経験豊富な院長が、ガミースマイルの全ての治療を担当します。
全国の患者様が当院に来てくださるのは、ひとえに経験豊富な当院が、患者様のガミースマイルの原因を正しく分析し、それに応じて適切な治療をご提案することで、高い治療成果をあげているからだと存じています。
初診のカウンセリングは無料で行っているので、なるべく失敗のリスクを減らし満足のいく治療を受けたいという方は、ぜひ当院にお越しください。
当院は、年間300件を超えるガミースマイル治療を行っており、その症例数は日本トップクラスとなっております。またその全ての手術を経験豊富な院長が1人で行なっており、徹底的に仕上がりの美しさにこだわり、皆様に感動して頂けるガミースマイル治療を提供しております。
A.当院では、通常のガミースマイル治療の回数は4回となっております。
1回目:無料カウンセリング
2回目:ガミースマイル手術
3回目:抜糸
4回目:1ヶ月後のアフターフォローとなっております。
遠方からお越し頂く患者様には、事前にお電話での無料カウンセリングも行っており、来院日当日にガミースマイル手術をお受けいただく事も可能となっており、1ヶ月後のチェックもお写真で行っております。
つきましては、遠方からお越し頂けます患者様は、
0回目:お電話での無料カウンセリング
1回目:ガミースマイル手術
2回目:抜糸
このように、2回の来院で治療を完了することが出来ます。
A.可能です。当院では、遠方からお越し頂く患者様には、事前にお口やお顔のお写真を頂き、お電話で無料カウンセリングをさせて頂いており、初診時に施術できるようしております。遠方からお越し頂く患者様が多いため、極力来院回数を少なくできるように配慮しておりますが、確実な診断をご希望の患者様には、実際ご来院頂き検査を受けて頂くようお勧めしております。
A.その通りでございます。吸収性の糸は、抜糸の必要がなく、数週間〜1ヶ月程度で糸が溶けて無くなるため、抜糸にお越し頂く必要がございません。ただし、吸収性の糸にはデメリットもございます。ガミースマイル治療は、非常に精密度の高い治療ですが、吸収性の糸は操作性が悪く、精密性に欠けてしまう事がございます。そうする事で、治癒後の仕上がりに影響する可能性も考えられます。また完全に溶けて無くなるまである程度期間が必要なことから、歯茎に糸が付いてる期間が長く違和感が出やすい、汚れも付着しやすく、見た目が悪い期間も長くなる傾向にあります。
A.一般的に、男性はお口周りの皮膚が分厚く、髭が生える方は毛穴も大きくなるため皮膚が固く、笑った際にも上唇が引き上がりにくくなります。それに対して女性は口周りの皮膚が柔らかく、笑った時に上唇が引き上がりやすいため、ガミースマイルになりやすいのだと考えられています。
A.ガミースマイルの原因は多岐に渡るため、診断せずに一概に何が原因だとはいえません。ガミースマイルの原因についてはこちらのページでより詳しく解説しておりますので、是非ご覧ください。
>>ガミースマイルの主な4つの原因と原因別の治療法を徹底解説
A.審美目的でのガミースマイル治療は保険適用されません。ただし医療費控除の対象になる可能性があるので、上手に活用できればお得に治療を受けることができます。
A..ガミースマイルは病気ではないので、必ず治療が必要なわけではありません。審美性を改善されたい方のみが、適応となる治療になります。ただし、歯が短いガミースマイルの方は、歯茎が過剰に多い状態で、歯茎の内部まで歯ブラシが届かないため、歯石が溜まりやすく歯周病のリスク因子となりますので、治療をお勧めしております。
A.ガミースマイルの手術に失敗は、ほとんどございません。ただし、治療の経験や知識が不足している医師が行うと、失敗の可能性はあります。ガミースマイルは、より専門性の高い知識や技術が必要になりますので、治療を行う病院の実績や症例などをよく検討することが必要になります。
当ページでは、ガミースマイルとは何かという基本的な内容から、ガミースマイルの原因や治療法、医院の選び方から費用まで一通り解説させていただきました。
それぞれの内容について引っかかる箇所がある方や、もっと詳しく知りたい方は、それぞれさらに詳しいページを用意しているので、各項目の本文下部のリンクから詳しい内容をご覧ください。
初診のカウンセリングは無料で行っているので、なるべく失敗のリスクを減らし満足のいく治療を受けたいという方は、ぜひ当院にお越しください。
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