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歯を失ったときの4つの治療法|歯科医自身が歯を失ったらどうする?

歯を失ったときの4つの治療法|歯科医自身が歯を失ったらどうする?

『歯を失った時の治療法ってどんなものがあるの?』
『若いのに歯が無い私ってもしかしてやばい…?』
『先生が歯を失ったらどの治療を選ぶのか知りたい』

 

当院には日々歯を失ったことを主訴に多くの患者様が来院されます。歯を失った際の治療といえば、やはり入れ歯が有名ですが、それ以外にはどんな治療があるのか知りたい、入れ歯には抵抗がある、という患者様も沢山いらっしゃいます。また特に若くして多くの歯を失った方は、早急に治療したいけれど費用もそこまでかけられないと、悩まれているケースもございます。

 

そこでこのページでは、歯を失ってしまった患者様が受けられる4種類の治療についてご説明します。ページの後半では、もしも歯科医である私が歯を失ったら、どのような治療を選択するのか、そしてその理由も記載しております。

 

  • 歯が無い場合4つの治療
  • それぞれのメリットとデメリット
  • 歯科医が選ぶ治療はどれ?

 

歯を失うと食事が楽しくなくなり、口を開けるのが恥ずかしくて人との会話がままならなくなってしまいます。また歯を失ったままにすると残った歯にも悪い影響を及ぼします。そのため歯を失ったらなるべく早く、歯科医院を受診して失った歯を補うための治療が必要になります。

 

当院では、日々ご来院くださる歯を失ってしまった患者様に、最適な治療をご提案しております。来院される患者様の想いを大切にし、その期待に応える歯科治療を行います。そして綺麗になった歯で思いっきり笑い、ご飯を食べる喜びを感じて欲しいと考えています。ぜひ一度当院の無料相談へお越しください。

 

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歯を失った際の4つの治療法

歯を失った際の4つの治療法

歯を失ってしまった場合の治療法はさまざまですが、一般的には以下の4つの治療法のうち1つを選ぶことになります。

 

  • ブリッジ
  • インプラント
  • 入れ歯
  • インプラントオーバーデンチャー

 

ブリッジ

ブリッジ

ブリッジは失ってしまった歯の両隣の歯を支えに人工歯を入れる治療法です。

 

失った歯の両隣の歯を削って、失った歯と削った歯の本数分の一続きになった被せ物を被せます。失った歯が1本なら被せ物は3本分。失った歯が2本なら被せ物は4本分になります。

 

ブリッジは基本的には失った歯が1本〜2本程度の際に採用される治療法です。そのため多くの歯を失った患者様には適応しません。また支えとなる歯を削ることになりますが、一度削った歯は元に戻らないので、その点は注意が必要です。

 

ブリッジのメリット

①ブリッジは被せ物を固定するため、しっかりと安定してお口の中の違和感も少なくなります。入れ歯と比較した際に、通常の入れ歯は固定が弱く、ブリッジの方がしっかりと固定できるメリットがあります。

 

②ブリッジは入れる箇所や使用する被せ物によって保険適用になるため、インプラント等と比較して安価に治療を行えます。

 

③外科手術を伴うインプラントと比較して治療が早く終わります。

 

ブリッジのデメリット

①健康な歯を削る必要があり、一度削った歯は元には戻せません。また削ったことで歯の寿命を縮めてしまう可能性もあります。

 

②両隣の歯を固定源とするため、両隣の歯には本来より大きな負荷がかかります。そのため固定源となった両隣の歯の寿命を縮めてしまう可能性があります。

 

③固定源となる両隣の歯に虫歯などの問題があると、その治療を先に行う必要があります。

 

④ブリッジの被せ物と歯の間に汚れが溜まったり、歯茎とブリッジの間に食べ物のカスが溜まる事で、お口の中の衛生環境が悪くなります。それが原因で虫歯や歯周病になってしまったり、またより進行させてしまう可能性があります。

 

⑤保険診療のブリッジは細かな精度までは配慮されない事が多いため、隙間が空きやすく歯とブリッジの隙間から空気が抜けてしまい、発音が不明瞭になることがあります。

 

インプラント

インプラント

インプラントは歯を失った箇所の顎の骨に土台となる人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を被せる治療法です。顎の骨と連結するのはインプラント特有で、入れ歯やブリッジよりも天然の歯に近い構造です。また顎の骨を支えにして独立するため、周囲の歯に影響を与えることがなく、お口全体の健康を維持しやすい治療法です。

 

インプラントのメリット

①インプラントは顎の骨を固定源に独立しているため、周囲の歯に負担をかけません。

 

②顎の骨に連結しているため、噛んだ際の食感が天然の歯とほとんど同じように感じることができます。

 

③定期的なメンテナンスや自宅でのケアを徹底すれば、20年、30年と長く使い続けることができます。

 

④発音障害などが起こる事は、ほとんどありません。

 

⑤天然の歯と近い構造のため、自然で審美性の高い見た目を実現できます。

 

インプラントのデメリット

①外科手術を伴います。(入院の必要はありません)

 

②人工歯根を埋め込む顎の骨が薄かったり弱かったりする場合、事前に骨組織を増やすための治療が必要になります。参考:顎の骨が足りない方のインプラント治療について

 

③治療前の検査の結果次第では、治療を受けることが出来ない場合があります。

 

④インプラント治療は原則保険適用外のため治療費用が高くなる場合があります。

 

⑤インプラント治療は1本あたりの費用が高いため、失った歯の本数が多い場合は非常に高額になります。

 

入れ歯

入れ歯

入れ歯は複数本の歯を失ってしまった場合に適応となる治療法です。片顎ごとに、健康な歯が残っている場合は部分入れ歯、全ての歯を失っている場合は総入れ歯を使用します。入れ歯には保険適用のものと自費のもので大きく差があり、自費の入れ歯にはさまざまなバリエーションがあります。

 

またブリッジやインプラントとは違い取り外しができるため、清掃性が高くお口の中の衛生環境を維持しやすいという特徴があります。

 

入れ歯のメリット

①自費の入れ歯はバリエーションが豊富で、患者様ごとのお口の状態に応じてさまざまな入れ歯を作成できます。

 

②保険適用の入れ歯もあるため、安価に入れ歯を作ることも可能です。

 

③ブリッジでは難しい3本以上連続して歯を失った箇所の治療も可能です。

 

④着脱できるため清掃性が高く衛生環境を維持しやすくなります。

 

⑤老後に介護が必要となった場合、取り外して清掃できるため、介護者の負担軽減に繋がります。

 

入れ歯のデメリット

①日々入れ歯を外してお手入れする必要があります。

 

②入れ歯の箇所の顎の骨が吸収してしまい、入れ歯の安定性が悪くなる可能性があります。

 

③保険の入れ歯や一部の自費の入れ歯はしっかりと噛むことができないためお食事の楽しみが失われることがあります。

 

④総入れ歯は固定が弱く、ズレたり外れる場合があります。

 

⑤保険の部分入れ歯は両隣の歯で入れ歯を固定するので、両隣の歯に本来以上の負担がかかり歯の寿命を縮めてしまいます。

 

⑥保険の部分入れ歯は金属の留め具を使って固定するため、見た目に入れ歯をしているとわかりやすくなります。

 

⑦保険の部分入れ歯は金属の留め具を使って固定するため、留め具に汚れが溜まって衛生環境が悪くなる可能性があります。

 

インプラントオーバーデンチャー

インプラントオーバーデンチャー

総入れ歯または部分入れ歯の固定源に、1本〜数本のインプラントを用いることで、入れ歯を固定し安定させる治療法です。上部構造は入れ歯なので着脱ができ、固定源にインプラントを使用するためしっかりと歯が固定され、通常の入れ歯と比較にならない噛みごたえを実現します。

 

入れ歯とインプラントを融合させ、入れ歯の欠点の多くを解決した、画期的な治療法です。

 

インプラントオーバーデンチャーのメリット

①通常の入れ歯と異なり、インプラントを固定源にするため、上部構造の入れ歯がズレたり外れることがありません。

 

②インプラントによりしっかり固定されるため、硬い食べ物でもしっかりと噛むことができます。(分厚いステーキを噛み切ったり、りんごを丸かじりすることもできます)

 

③入れ歯本体を薄く小さく作ることができ、お口の中の違和感が軽減されます。

 

④通常の入れ歯のように顎の骨が吸収することがほとんどなく、時間経過とともに入れ歯が合わなくなるリスクも低くなります。

 

⑤片顎を総インプラントにする場合、8本〜12本程度のインプラントを埋入し、費用は数百万円になります。インプラントオーバーデンチャーは最小1本のインプラントを支えに入れ歯を固定できるため、費用負担を抑えられます。

 

⑥通常の入れ歯と同様に着脱できるので、清掃性が高くお口の衛生環境の維持が容易です。

 

⑦審美性の高い見た目を実現することができます。

 

インプラントオーバーデンチャーのデメリット

①強い力で噛むことができるようになるため、稀に入れ歯が破損してしまうことがあります。

 

②入れ歯そのものが苦手な方には適しません。

 

③インプラントを埋入するための外科手術を伴います。

 

歯科医が歯を失った際に選ぶ治療はどれ?

歯科医が歯を失った際に選ぶ治療はどれ?

歯科医の私自身が上記の4つの治療の中でどの方法を選ぶのか気になる方もいらっしゃると思います。適応症例にもよりますが、私が選ぶのであれば、以下のようになります。

 

  • 失った歯の本数が少ない:インプラント
  • 失った歯の本数が多い:インプラントオーバーデンチャー

 

失った歯の本数が1本や2本などの少数であれば、インプラントを選択すると思います。費用は多少かかってはしまいますが、周囲の歯に負担をかけず、天然の歯と同じように使用できること考慮すると、インプラントも良い選択肢だと考えています。

 

多くの歯を失い、ほとんど歯が残っていない状態であれば、その治療を受ける年齢によって選択を変えると思います。50代までであれば、自身で着脱できない総インプラント、60代以降であれば、着脱可能なインプラントオーバーデンチャーを選択します。将来的には、メンテナンスのしやすいインプラントオーバーデンチャーに変更すると思いますが、比較的若い年齢であれば、心理面などを考慮し、総インプラントにしたい、というのが私の考えです。

 

皆様のお考えや思いは、それぞれおありだと思いますので、あくまでも一つの意見として、お読み頂きますと幸いです。

 

歯を残す治療を行い、インプラントを埋入した後に自身の歯がさらに数本抜けてしまった場合や、着脱できない総インプラントにした場合であっても、最初に埋入したインプラントを、インプラントオーバーデンチャーに転用することも可能です。

 

実際に私の父にも、インプラント治療を行いました。

 

40年間入れ歯で苦労した父が噛める治療を行った際のエピソード

 

まとめ:歯を失った際にはインプラントを絡めた治療がおすすめ

まとめ:歯を失った際にはインプラントを絡めた治療がおすすめ

このページでは、歯を失った際の4種類の治療とそれぞれのメリット、デメリットについて解説しました。

 

歯を失った際には、以下のような治療の選択肢があります。

 

  • ブリッジ
  • インプラント
  • 入れ歯
  • インプラントオーバーデンチャー

 

患者様の残っている歯の本数や、骨の状態、その他様々な状況によっても適した治療方法は異なりますが、インプラントを使用した治療方法(インプラントオーバーデンチャーを含む)は、より噛みやすく、食事を楽しむという点において有利だと思っています。

 

実際に父にも、インプラント治療を行いましたが、しっかりと固定された歯で噛めるということは、やはり心身の健康に大きく寄与します。多くの歯を失った場合にも、インプラントオーバーデンチャーであれば治療が可能です。

 

当院では、日々ご来院くださる歯を失ってしまった患者様に、最適な治療をご提案しております。来院される患者様の想いを大切にし、その期待に応える歯科治療を行います。そして綺麗になった歯で思いっきり笑い、ご飯を食べる喜びを感じて欲しいと考えています。ぜひ一度当院の無料相談へお越しください。

 

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FAQ -よくある質問-

インプラント オーバーデンチャー 名医 監修者情報

松井 泰隆 YASU DENTAL CLINIC 院長 『インプラントオーバーデンチャー外来』

 

東京歯科大学を卒業後、京都大学医学部附属病院で口腔外科を学び、
その後インプラント治療や入れ歯治療を専門に行う医療法人に勤務し分院長などを歴任。
インプラント オーバーデンチャーの治療実績も多数。

経歴
2003年 東京歯科大学入学
2009年 京都大学医学部付属病院・口腔外科学講座 インプラント専門外来
2010年 京都大学医学部付属病院関連病院
麻酔科・口腔外科
2012年 医療法人健志会
ミナミ歯科クリニック勤務
分院長など歴任
2021年 YASU DENTAL CLINIC 開院
所属学会等
  • ADPR インプラント軟組織コース インストラクター
  • 日本臨床歯科学会(大阪SJCD) 委員会所属
  • 日本口腔インプラント学会
  • 日本臨床歯周病学会
  • 国際口腔インプラント学会(International Society of Oral Implantology)
  • ITI(International Team for Implantology)
  • 日本歯科審美学会
  • 日本顎咬合学会会員、認定医
  • インビザライン認定医
  • 大森塾1期生

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日付:   カテゴリ:コラム

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出会う歯科医院によって患者様の人生は大きく変わります。
人生最後の歯科治療を、是非インプラントオーバーデンチャー外来にお任せください。