インプラント
オーバーデンチャーと
オールオン4の違い
オールオン4とは
歯の先進国の欧米では広く普及している治療法です。
総入れ歯や多くの歯を失った方に4本から6本のインプラントをバランスよく骨に埋入して、連結した人工歯を支える治療法です。埋入手術当日に固定式の仮の歯をいれるので、その日のうちに噛む事が可能です。
機能面はもちろん、審美的にも優れた治療法です。インプラント本数も少ないため、手術時間が短く、費用も抑えることが可能です。
オールオン4の
メリット・デメリット
メリット
- 治療当日に歯が入る
(即時荷重)
- 従来の治療法より
費用が抑えられる
- 体にかかる負担を
軽減できる
- よく噛める
- 取り外す必要がない
- 顎の骨量が少ない方でも
手術可能
- 違和感が少なく、
発音しやすい
- 痛くない・外れない
- 骨の吸収を防げる
- 治療期間を短縮できる
デメリット
- 外科的手術が必要
- 入れ歯に比べると
費用がかかる
- 適応できない
ケースがある
- しっかりした歯ブラシや定期的なメンテナンスが必ず必要
オールオン4治療が
適応となる方
- しっかりご自身の歯のようにご飯を食べたい方
- 口元の見た目を改善されたい方
- 歌を歌ったり、楽器を吹きたい方
- 歯を残すことが難しく、総入れ歯になってしまう方
- 総入れ歯に不満がある方
(痛い、喋りづらい、噛めない、外れる、ズレる、食事が入れ歯の隙間に入るなど)
- 食後、総入れ歯を毎回外したくない方、見られたくない方
- きちんとメンテナンスできる方
パチッとはまる
インプラント
オーバーデンチャーで
毎日の食事を楽しく!
オールオン4 | インプラント オーバーデンチャー |
|
---|---|---|
費用 | △ | ◯ |
審美性 | ◯ | ◎ |
メンテナンス | △ | ◎ |
噛みやすさ | ◎ | ○ |
オールオン4 | インプラント オーバー デンチャー |
||
---|---|---|---|
費用 | △ | 費用 | ◯ |
審美性 | ◯ | 審美性 | ◎ |
メンテナンス | △ | メンテナンス | ◎ |
噛みやすさ | ◎ | 噛みやすさ | ○ |
オールオン4ではなく、
インプラントオーバーデンチャーをすすめる理由
オールオン4よりインプラントオーバーデンチャーをすすめる理由は、メンテナンスの行いやすさです。
インプラントオーバーデンチャーはご自身で入れ歯を外して清掃を行う事ができ、またお口の中のインプラントの上部のパーツは直径4mmと小さいため、非常に簡単に清掃できます。
もしも介護が必要になった時でも、介助者が入れ歯を外し、容易に歯ブラシができるのも特徴です。インプラントの一番のトラブルであるインプラント周囲炎(インプラントの歯周病)の予防にもなります。またオールオン4に比べ、費用が大幅に抑えられるメリットもございます。インプラントの本数も1本から3本ほど少なくでき、オールオン4の被せ物より入れ歯のほうが費用も安く抑えられます。
メンテナンスの違いについて
メンテナンスは、ご自身で行って頂く毎日の歯磨きと、歯科医院にお越し頂き行う専門的なクリーニングの2つに分けられますが、インプラントオーバーデンチャーの特徴はそのいずれも簡単にメンテナンスできる事が特徴です。
オールオン4に関しては、セメントやネジで人工歯を固定しているため、何か必要がない時以外は外れないようになっています。人工歯を着けたまま行うメンテナンスは、外した時に比べメンテナンスが難しく、技術を要します。メンテナンスに使う器具が届きづらかったり、お口の中のスペースが狭くなってしまう事が原因です。
その点、インプラントオーバーデンチャーに関しては、ご自身で入れ歯を外して清掃を行う事ができ、またお口の中のインプラントの上部のパーツは直径4mmと小さいため、非常に簡単にメンテナンスができます。もしも介護が必要になった時でも、介助者が入れ歯を外し、容易に歯ブラシができるのも特徴です。インプラントの一番のトラブルであるインプラント周囲炎(インプラントの歯周病)の予防にもなります。
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