インプラント
オーバーデンチャーに
ついて
インプラント
オーバーデンチャーとは
入れ歯の不快症状を
全て解消できる治療法

総入れ歯または部分入れ歯に数本のインプラントを用いることで、入れ歯を固定し安定させる治療法です。入れ歯の欠点である、入れ歯が外れる動いてしまう、物がしっかり噛みきれない、歯茎が痛いなどの不快症状を全て解消してくれる画期的な治療法です。
部分入れ歯をご使用の方は、金属製の入れ歯のフック(クラスプ)をなくすことができ、見た目も改善できます。
インプラントオーバーデンチャーの特徴
数本のインプラントを用いることで、入れ歯なのに自分の歯のように何でも噛むことができるのが最大の特徴です。分厚いステーキでもサクっと噛み切れ、りんごの丸かじり、硬いお煎餅も入れ歯がズレる事なくしっかり噛むことができます。インプラントオーバーデンチャーで食べれないものはございません。
インプラントの本数は最小1本からなので、費用が抑えられ治療期間も短くて済むため患者様の負担が少ないのも特徴です。状態にもよりますが、今現在の使い慣れた入れ歯を使用し、インプラントオーバーデンチャーに変更することも可能です。
症例を見る-
- インプラントオーバーデンチャーの仕組み
- ロケーターアタッチメントと言われる維持機構がついたパーツを装着し、入れ歯を固定します。インプラント上部にはロケーターのオス構造を装着し、入れ歯内面には雌構造のキャップを装着します。この雄雌構造が力強く結合して入れ歯の固定に役立ちます。
インプラント
オーバーデンチャーは
こんな方におすすめ
- 入れ歯は
こんな物だと
諦めてる方
(入れ歯がカタつく、外れる、噛みにくい、歯茎が痛い)
- 入れ歯のせいで、
好きなものを食べれない方
- 入れ歯でも人前で
思いっきり笑えるように
なりたい方
- 入れ歯を他人に
気付かれたくない方
- 比較的若くして(40~50代)部分入れ歯になってしまった方
- 部分入れ歯を使用しているが、残りの歯が駄目にならないか心配の方
インプラントオーバーデンチャーのメリット・デメリット
メリット
- インプラントで支えられるので、
入れ歯がズレない・外れない・しっかり噛める
- 入れ歯が薄く、小さくできるため違和感が少ない
- 大きな手術が必要ないので、体への負担が少ない
- 時間の経過とともに、骨が痩せてしまい入れ歯が合わなくなることがない(インプラントにより、残存骨の吸収を抑えます)
- インプラントの本数が少なく構造がシンプルなので、
歯ブラシが簡単でメンテナンスしやすい(老後も安心)
- ご自身での入れ歯の取り外しができる
- 修理が簡単
- 治療費の総額を抑えられる
(低価格)
- 治療期間が短い(最短2ヶ月)
- 審美性の回復が容易
デメリット
- 入れ歯そのものが嫌いな方には適さない
- 噛む力が増大することにより入れ歯が割れる可能性
- 健康状態によっては治療が受けられない
-
- インプラントオーバーデンチャーが
できない場合 - ごく稀ではございますが、高度に顎の骨が萎縮し、インプラントを入れる骨がほとんどない方です。
現在では技術の発展に伴い4mmの非常に短いインプラントも開発されており、インプラントが入る骨がない方はほとんどいないのが実情です。しかし、骨粗鬆症や癌治療に伴い骨の代謝を抑制するビスフォスフォネート製剤を使用されている方はインプラント治療ができません。
- インプラントオーバーデンチャーが
-
- 注意すべき点
- インプラントオーバーデンチャーにすることにより、入れ歯が固定され安定するため、噛む力が増大します。そのため従来の保険で使用されているプラスチック製の入れ歯では割れてしまう可能性があります。できるだけインプラントオーバーデンチャー専用の金属フレームを組み込んだ強度のある入れ歯の使用をお勧めしております。
アバットメント
(ロケーターアタッチメント)について

当院ではより強固に入れ歯が固定され修理が容易なロケーターアタッチメントを使用しております。
インプラントオーバーデンチャーは、今までボールアタッチメント、バーアタッチメント、マグネットアタッチメントなどさまざまな維持機構が採用されてきましたが、どれも着脱を繰り返すことで維持機構の劣化に伴い、固定力が低下し入れ歯が緩くなってしまうのが問題点でした。
当院で採用するロケーターアタッチメントは維持機構部分が劣化しても簡単に新しいものに交換できるようになっております。数年に一回、入れ歯内面にあるロケーターアタッチメントの樹脂製のキャップを交換するだけで固定力が回復します。
またキャップの交換は、数秒で行うことができ非常に安価なのも特徴です。ボールアタッチメント、バーアタッチメント、マグネットアタッチメントは修理が大がかりな為、時間と回数を要し、金属製の部品交換のため費用がかかってしまいます。
メンテナンスについて

インプラントオーバーデンチャーのインプラント周りのブラッシングは非常に簡単に行なって頂けます。インプラント上部に付着するロケーターと言われるパーツは、直径4mm程度であり、このロケーター周りをブラッシングして頂くだけで問題ございません。
インプラントの本数にもよりますが、通常であれば2分もブラッシングして頂けたら十分汚れは落ちます。

通院ペースは、どの治療工程かにもよりますが、多くて週1回、インプラントの治癒待ちの期間などであれば1ヶ月に1回ぐらいのペースで問題ありません。
通院回数はそんなに多くかからないと思われます。
治療の流れ
- 無料相談のご予約
- 無料相談を行う場合は、お電話もしくは専用のメールフォームからご予約を行ってください
- ご来院
- ご予約頂いた日時に当院にご来院していただきます。当院は大阪メトロ谷町線「四天王寺前夕陽ヶ丘駅」3番出口に直結しております
- 初診無料相談
- 入れ歯に関するお悩みをお聞かせ下さい。レントゲンなど必要な検査をさせて頂き、患者さまのお口の中を確認した上で、最善といえる治療法をご提案します。
インプラントオーバーデンチャーの概要やメリット・デメリットについても、分かりやすく丁寧にご説明します。気になる事がございましたらお気楽にご質問ください。終了後はご自宅でじっくりご検討いただけます。
- 治療開始
- 当院では、治療に際し痛みには十分配慮して治療を行います。血圧などを測るため生体情報モニターを使用し、インプラント治療も安全第一に行い体に負担の少ない治療を行なっております。
治療後について
治療後の起こるトラブルとしては下記が考えられます。
|
- インプラントを支えている骨が溶けて抜け落ちてしまう
(インプラント周囲炎)
- 入れ歯の破折
- 入れ歯を固定する
アタッチメントの劣化
01.インプラントを支えている骨が溶けて抜け落ちてしまう
(インプラント周囲炎)

インプラントを支えている骨が溶けてしまうトラブル(インプラント周囲炎)ですが、これは主にメンテナンス不足によるもので、インプラントも歯周病に罹ることによります。歯磨き不足だとインプラント周囲に汚れ(歯周病菌)が溜まり、歯周病菌から骨を溶かす毒素が放出されます。
そうすることで、インプラントを支えている骨が徐々に溶けてしまい、いつかはインプラントが抜け落ちてしまうことになります。
このようにならない予防策は、毎日の歯磨きしかありません。歯周病菌は食事をする度に、インプラント周囲に堆積していきます。インプラントオーバーデンチャーに使用されているパーツ(アタッチメント)は非常に歯磨きしやすいのが特徴です。直径4mmのパーツで形状も小さく歯周病菌が付着し難くいため、インプラントの歯周病(インプラント周囲炎)を予防でき、トラブルを回避できます。
02.入れ歯の破折

入れ歯の破折ですが、インプラントオーバーデンチャーは入れ歯をインプラントで固定するので、物をしっかり噛む事ができます。通常の総入れ歯であれば、天然の歯の30%程度しか噛む事ができませんが、インプラントオーバーデンチャーは天然歯と同等程度まで噛む事ができるため、噛む力が著しく増大します。
これにより、従来のプラスチック製の入れ歯では、入れ歯の割れるトラブルが頻発します。1ヶ月に1回入れ歯が割れてしまい、毎回修理を余儀なくされていた方もいらっしゃるようです。それでは、食事を思いっきり楽しむことはできません。当院では、入れ歯に特殊な金属フレームを組み込んで、入れ歯が割れないようにしています。
03.入れ歯を固定する
アタッチメントの劣化

入れ歯を固定するアタッチメントの劣化ですが、これが劣化してしまうと固定力がなくなり入れ歯が外れやすくなってしまいます。世の中に存在するものは、必ず使用すれば劣化や耐久性が落ちてしまうものです。そこで固定力が落ちたとしても、簡単に調整や修理ができるアタッチメントを採用することが重要です。
アタッチメントにはいくつか種類があり、ロケーターアタッチメント、ボールアタッチメント、バーアタッチメント、マグネットアタッチメントなどの多くの種類があります。後者3つは着脱を繰り返すことでアタッチメントが劣化し修理を必要とした時に、時間と回数がかかり、入れ歯の修理も大がかりになりがちです。
当院で採用するロケーターアタッチメントは維持機構部分が劣化しても簡単に新しいものに交換できるようになっております。数年に一回、入れ歯内面にあるロケーターアタッチメントの樹脂製のキャップを交換するだけで固定力が元の状態に回復します。またキャップの交換は、数秒で行うことができ非常に安価なのも特徴です。