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インプラントで失敗すると何が起きる?主な失敗例と原因について解説

インプラントで失敗すると何が起きる?主な失敗例と原因について解説

インプラントで失敗すると何が起きる?主な失敗例と原因について解説

『インプラント治療に興味がありますが、失敗されるのが怖いです』
『インプラントに失敗するとどのようなことが起きるのですか?』

 

インプラント治療は非常にメリットの多い治療として知られており、現在では歯を失った際に第一選択肢として考えられることも増えてきた治療方法です。しかし過去にはインプラント治療の失敗により患者様が死亡されてしまった医療事故も起きており、インプラント治療で失敗しないか心配される患者様もおられるかと思います。

 

“外科手術をして顎の骨にチタン製の歯の根を埋め込む”というと、不安になる気持ちはもちろん理解できます。そこでこのページでは、大阪(天王寺)で数多くのインプラントやインプラントオーバーデンチャーによる治療を行っている当院が、インプラント治療の主な失敗例と、失敗を避けるために患者様にも知っておいていただきたい基本的な知識についてご説明いたします。

 

当院では、来院される患者様の想いを大切にし、その期待に応える歯科治療を行います。そして綺麗になった歯で思いっきり笑い、ご飯を食べる喜びを感じて欲しいと考えています。ぜひ一度当院の無料相談へお越しください。

 

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インプラント治療における主な失敗例

インプラント治療における主な失敗例

一昔前まで、歯を失った際の治療法は入れ歯かブリッジのどちらかを選ぶのが普通で、インプラントを希望される方はほとんどおられませんでした。しかし最近ではインプラントが普及してきており、非常にポピュラーな治療として知られています。

 

そんなインプラントですが、入れ歯やブリッジとの大きな違いとして、外科手術を伴い顎の骨に人工歯根を埋入する点が挙げられます。これによりしっかりと固定されて良く噛めるなど、入れ歯やブリッジにはないメリットが得られますが、同時に入れ歯やブリッジでは起きないような失敗が起きることもあります。

 

ここではインプラント治療における代表的な失敗例と、失敗の原因についてご説明します。

 

  1. インプラントと顎の骨の固定が得られない
  2. インプラント周囲炎を発症する
  3. インプラントが破損する
  4. 術後に痛みや腫れが続く

 

以下でそれぞれ解説いたします。

【失敗例①】インプラントと顎の骨の結合が得られない

【失敗例①】インプラントと顎の骨の結合が得られない

インプラントの入れ歯やブリッジとの大きな違いとして、外科手術を伴い顎の骨に人工歯根を埋入する点が挙げられます。

 

インプラントと顎の骨はオッセオインテグレーションと呼ばれる特殊な結合によって、強固に固定されます。これによりインプラントは顎の骨と一体になり、入れ歯やブリッジと比べて噛み心地が良く、ほとんど天然歯と変わらないような咬合機能を再現することができます。

 

しかしインプラント治療に失敗すると、顎の骨とインプラントの結合が得られず、結合されなければしっかりと噛むことができず、インプラントが脱落してしまう場合もあります。

 

インプラントの埋入が適切でない

インプラントと顎の骨の結合が得られない原因としては、インプラントの埋入が適切でないケースが挙げられます。インプラントを埋入する位置や角度、深さが適切でない場合、顎の骨との結合が上手く得られない可能性があります。

 

顎の骨が不足している

インプラントと顎の骨が結合ししっかり固定されるためには、顎の骨に十分な厚みや幅が必要です。抜歯後には時間の経過とともに顎の骨が減少することが知られており、顎の骨が不足している場合には、骨造成という治療を行うことで、顎の骨を再生させて十分な量を確保します。このような治療を行わずに、顎の骨が不足している箇所にインプラントを埋入すると、インプラントと顎の骨の結合が得られない可能性が高まります。

 

>>顎の骨の問題でインプラント治療ができないケースと骨造成について

 

顎の骨を切削するドリルによる骨の損傷

インプラントを埋入する際には、専用のドリルを用いて顎の骨を切削して穴を開けます。この際に顎の骨とドリルの摩擦により熱が生じますが、骨は熱に非常に弱いため、冷却水を注入しながら温度が上がらないようにゆっくりと穴を開けていきます。

 

何らかの理由でドリルの冷却が不十分な場合や、ドリルの速度が早すぎる場合などに骨が熱によるダメージを受けると、インプラントとの結合が難しくなることがあります。

 

【失敗例②】インプラント周囲炎を発症する

【失敗例②】インプラント周囲炎を発症する

インプラントは人工物のため虫歯になることはありませんが、インプラントの周辺組織に感染が起きる、インプラント周囲炎を発症することがあります。

 

インプラント周囲炎は歯周病と良く似ており、インプラント周囲の歯肉や骨に、炎症を起こし、進行するとインプラントを支える顎の骨が溶けてしまい、結果的にインプラントが脱落することがあります。

 

インプラントを長く使用し続けるためには、インプラント周囲炎の予防がとても大切です。

 

インプラントのメンテナンス不足

インプラント周囲炎を防ぐためには、患者様ご自身が自宅で丁寧なケアを行い、また歯科医院での定期的なメンテナンスに通う必要があります。

 

歯磨きやフロスが不十分だったり、歯科医院でのメンテナンスに定期的に通っていない患者様は、インプラント周囲炎に感染しやすくなります。

 

定期的にメンテナンスに通院することで、インプラント周囲炎の前段階であるインプラント周囲粘膜炎の段階で早期発見できる可能性も高まるため、定期的なメンテナンスは非常に重要です。

 

事前の歯周病治療の不足

歯周病に感染している患者様は、インプラント治療前に歯周病治療を行う必要があります。歯周病治療が不十分なままでインプラント治療を行うと、インプラントに歯周病菌が感染し、インプラント周囲炎を発症する原因になります。

 

角化歯肉の不足

インプラント周囲炎を防ぐためには、インプラントの周囲の歯肉が硬くて引き締まった角化歯肉である必要があります。歯肉退縮などによってインプラント周囲の歯肉が可動粘膜と呼ばれるブヨブヨと柔らかな状態になっていると、歯磨きの際に痛みを感じてブラッシングが不十分になり、歯垢をうまく取り除けません。

 

また歯肉が柔らかいと歯周ポケットが深くなり、歯垢が溜まりやすくなります。インプラント治療の際に歯肉移植などの治療を行い、柔らかな可動粘膜を硬い角化歯肉に置き換えることで、インプラント周囲炎の予防に役立ちます。

 

【失敗例③】インプラントが破損する

インプラントは適切な治療を行なった上でメンテナンスを欠かさなければ、10年20年と長期的に使用することが可能です。実際にさまざまな論文で、インプラントの平均寿命は15年前後であると結論づけられています。

 

しかしインプラントの使用中に、平均寿命よりも早くインプラントが破損してしまうような失敗も起こっています。

 

噛む力が強い方などで、インプラントに過剰な力が加わり、インプラント体が折れてしまい、インプラントを撤去しなければならないケースもございます。

 

噛み合わせがうまく調整されていない

インプラントは天然の歯と同じくらい強く噛むことができます。そのため噛み合わせの調整が適切に行われていなければ、インプラントの人工歯やインプラントと対合する歯に非常に強い負担がかかってしまうことがあります。

 

噛み合わせの調整がうまくできていなければ、過度な負荷に耐えられずに人工歯が破損してしまったり、対合する歯を痛めてしまうなど、さまざまなトラブルの原因になります。

 

アバットメントによる固定不良

一般的なインプラントは、顎の骨に埋め込むインプラント体(人工歯根)、上部構造の人工歯、これらを連結するためのアバットメントと呼ばれる3つのパーツで構成されています。

 

アバットメントがしっかりと締め付けられていなければ、人工歯が緩んでインプラントが動揺したり、人工歯が脱落してしまう原因になります。

 

【失敗例④】術後に痛みや腫れが続く

【失敗例④】術後に痛みや腫れが続く

インプラント治療後は、骨を切削したことや歯肉を切開したことによる痛みや腫れが生じ、数日から長くて2週間程度で痛みや腫れがおさまります。

 

治療後には痛み止めが処方されるため、痛み止めを服用すればほとんど痛みを感じないことが多いですが、痛み止めを服用しても我慢できないほど痛みが強い場合や、治療後にずっと痛みが続いている場合などは、インプラント治療が失敗している可能性があります。

 

インプラントの埋入が適切でない

インプラントが適切な位置や角度、深さに埋入されていない場合、インプラント治療後に痛みが続くことがあります。このようなケースでは、インプラントを埋入した際に神経に傷をつけてしまっている可能性や、隣の歯の根にインプラントが触れている可能性が考えられます。

 

インプラントが感染している

インプラント治療後に痛みや腫れがおさまらない場合、インプラント周囲炎に感染している可能性が考えられます。インプラント埋入の術後から痛みや腫れがおさまらずにインプラント周囲炎が疑われる場合、インプラント治療時の衛生環境が悪かったことや、術後の口腔内のケアが不十分であったことが原因となります。

 

インプラントの失敗を防ぐには?

インプラントの失敗を防ぐには?

上記のようにさまざまな理由でインプラント治療が失敗する可能性がありますが、インプラント治療の失敗を防ぐために、患者様にできることは何かあるのでしょうか?

 

インプラント治療の失敗を防ぐためには、以下の点が重要になります。

 

  • インプラントに精通した歯科医院を選ぶ
  • 患者様ご自身でしっかりと術後のケアを行う
  • インプラント治療後のメンテナンスに欠かさず通う

 

インプラントに精通した歯科医院を選ぶ

インプラントの失敗を防ぎ安心して治療を受けるためには、歯科医院選びが重要になります。

 

インプラントに精通した歯科医院を選ぶ際には、医院の設備や歯科医師の経歴、所属学会などさまざまな点を確認する必要があります。例えば医院の設備としては、歯科用のCTや手術室、滅菌器などの衛生管理機器が備えられていることが確認できれば、インプラント治療をより安全に行える可能性が高いです。

 

また経歴や学会については、歯科医院の院長や担当医がインプラント治療の経験が豊富であるかどうか、インプラントの専門医資格やインプラント専門の学会に所属しているかどうか確認できれば、安心して治療を受けられる可能性が高まります。

 

もちろん設備や所属学会などを確認したからといって、100%治療が成功するわけではありません。インプラント治療に限らず、どのような治療であっても、成功率が100%になることはありません。それでも、患者様ご自身が歯科医院の設備や歯科医師の経歴や技術に興味を持って歯科医院選びをすることで、失敗する確率を少しでも減らして後悔しないインプラント治療を受けられるかと思います。

 

患者様ご自身でしっかりと術後のケアを行う

インプラント治療後には患者様ご自身が適切なセルフケアを行うことで、術後の細菌感染を予防してインプラントの失敗を防ぐことができます。

 

歯科医師の指導に従って歯磨きやフロスを行う、抗生物質の服用を用法用量を守って行うことで、インプラント手術の予後がより安定します。

 

また喫煙される患者様はインプラント手術後にはできるだけ禁煙することで、インプラントと顎の骨の結合がより安定しやすくなります。日本口腔インプラント学会によると、喫煙が歯ぐきやインプラントに悪影響を与えるということが明らかになっています。インプラントの失敗を防ぎ、できるだけ長くインプラントを使い続けるために、ぜひ禁煙をご検討ください。

 

インプラント治療後のメンテナンスに欠かさず通う

インプラントの失敗を防ぐためには、術後に患者様が欠かさず定期的なメンテナンスに通うことが大切です。術後のメンテナンスでは、顎の骨に埋入した人工歯根と上部構造の人工歯、これらを連結しているアバットメントに異常がないかそれぞれ確認します。

 

さらに噛み合わせの状態や、インプラント周囲の組織に炎症がないか、お口全体の組織に異常がないか、お口がしっかりと清掃出来ているか、インプラント周囲の骨に問題がないかといったことも確認していきます。

 

これによりインプラントの些細な異常も見逃さず、例えばインプラント周囲炎のようなインプラントの脱落につながる問題を、未然に解決できる可能性が高くなります。

 

まとめ:大阪で失敗しないインプラント治療を

このページではインプラント治療の失敗について、主な失敗事例や失敗の原因、失敗しないインプラント治療を受けるためにはどうするべきか、といった内容をご説明しました。

 

近年インプラント治療を受けられる方が増えるに伴って、歯科医院のインプラントの技術も高まっています。しかしそれと同時に、インプラント治療で失敗したという方のお声を聞く機会も多くなっています。

 

インプラント治療はしっかりとした設備のもと、経験豊富な歯科医師が適切に治療を行えば、高い確率で成功する治療です。成功率が100%になることはありませんが、限りなく失敗しにくい治療を行うことは可能です。

 

当院では京都大学医学部附属病院のインプラント専門外来で勤務し、日本口腔インプラント学会・国際口腔インプラント学会でインプラントについて専門的に学んできた院長が、インプラント治療を行います。失敗しにくく患者様が安心して受けられるインプラント治療を行うために、インプラント治療をご希望の患者様には無料相談・無料カウンセリングを実施しております。

 

来院される患者様の想いを大切にし、その期待に応える歯科治療を行います。そして綺麗になった歯で思いっきり笑い、ご飯を食べる喜びを感じて欲しいと考えています。ぜひ一度当院の無料相談へお越しください。

 

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FAQ -よくある質問-

インプラント オーバーデンチャー 名医 監修者情報

松井 泰隆 YASU DENTAL CLINIC 院長 『インプラントオーバーデンチャー外来』

 

東京歯科大学を卒業後、京都大学医学部附属病院で口腔外科を学び、
その後インプラント治療や入れ歯治療を専門に行う医療法人に勤務し分院長などを歴任。
インプラント オーバーデンチャーの治療実績も多数。

経歴
2003年 東京歯科大学入学
2009年 京都大学医学部付属病院・口腔外科学講座 インプラント専門外来
2010年 京都大学医学部付属病院関連病院
麻酔科・口腔外科
2012年 医療法人健志会
ミナミ歯科クリニック勤務
分院長など歴任
2021年 YASU DENTAL CLINIC 開院
所属学会等
  • ADPR インプラント軟組織コース インストラクター
  • 日本臨床歯科学会(大阪SJCD) 委員会所属
  • 日本口腔インプラント学会
  • 日本臨床歯周病学会
  • 国際口腔インプラント学会(International Society of Oral Implantology)
  • ITI(International Team for Implantology)
  • 日本歯科審美学会
  • 日本顎咬合学会会員、認定医
  • インビザライン認定医
  • 大森塾1期生

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日付:   カテゴリ:コラム

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