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重度に顎の骨が溶けて無い患者様をインプラントオーバーデンチャーで治療した症例

重度に顎の骨が溶けて無い患者様をインプラントオーバーデンチャーで治療した症例

長年、上下とも総入れ歯を使用されており、顎の骨が重度に溶けて無くなってしまった為、総入れ歯の安定も悪く、お食事が食べれないとご相談に来られました。また過去にインプラント治療(オールオン4)も検討されていたようですが、他院では顎の骨がない為、治療ができないと言われたとの事でした。

インプラントオーバーデンチャーとは

インプラントオーバーデンチャーとは?

インプラントオーバーデンチャーとは、自由に取り外しのできる上部構造(入れ歯)を、インプラントで固定することで、しっかりと入れ歯を安定させる治療法です。単に「オーバーデンチャー」とだけ呼ぶこともあります。

通常の入れ歯の場合は、入れ歯を歯茎の粘膜だけで支えているので、しっかりと固定されずにズレてしまったり、硬いものがうまく食べれなかったりします。対してインプラントオーバーデンチャーは、顎の骨に埋め込んだインプラントを固定源とします。そのため入れ歯が安定しやすく、固い食べ物などもまるで天然の歯のように噛むことができます。

しっかりと噛めるようにするためには「全ての歯をインプラントにする必要がある」というイメージをお持ちの方は多いかもしれません。ですがインプラントオーバーデンチャーなら、数本のインプラントを埋め込むだけで、食事などで不自由することがなくなります。通常のインプラントより経済的で、かつ利便性の高い治療法として、近年注目が高まっています。

実際に私の父にも、インプラント治療を行いました。

40年間入れ歯で苦労した父が噛める治療を行った際のエピソード

 

症例詳細

本来であれば上顎には4本と下顎2本のインプラントを使用してインプラントオーバーデンチャーの治療を行いますが、インプラントを入れるのに必要な顎の骨にかなりの制限がある状態でした。合わない総入れ歯を長期間使用することで顎の骨が重度に吸収してしまっており、総入れ歯では、しっかり噛むことができない状態でした。

初診時レントゲン写真

人の顎の骨の構造上、インプラント治療に支障をきたす組織がいくつかあります。特に上顎では、鼻腔や上顎洞と言われる空洞が存在するた少し骨が吸収するだけでインプラントが入るための骨が無くなってしまいます。また下顎では、骨の内部に下歯槽神経と言われる下唇の感覚の神経が走っているため、インプラント治療の際には傷つけないように注意が必要です。

この患者様では、上記レントゲン写真のように、本来の骨の厚みから重度に顎骨が吸収している状態でした。本来であればサイナスリフトやGBRと言われるような骨を増やす処置も当院では行っておりますが、この患者様は体の負担などを考え、ご相談の上で大きな外科処置は避けて治療を行っていくことになりました。

サージカルガイド

当院では、インプラントオーバーデンチャーの際のインプラント手術時に、サージカルガイドと呼ばれる装置を作成して行っております。歯が全くない状態でのインプラント治療は、どこにどの角度でインプラントを入れて良いのかの指標が無くなってしまうので、インプラント手術が不正確になってしまいます。このサージカルガイドを使用することで、より安全に精度の高いインプラント治療が可能になります。また手術時間も短縮できる為、患者様の負担を最小限にする事ができます。

サージカルガイドを使用することで、少ない限られた骨の中に的確に、安全にインプラント手術が可能になります。

治療後口腔内写真1

他院で、インプラント治療を断られるほど、骨が無い方でも、インプラントオーバーデンチャーなら、最小のインプラント本数で治療を行うため、治療が全くできない方はほとんどいらっしゃいません。

治療後口腔内写真2

通常、インプラントオーバーデンチャーでは、上顎の入れ歯の真ん中部分をくり抜いて(無口蓋義歯)、違和感を少なくできるのが特徴にありますが、この患者様では、上顎に2本のインプラントしか入れれなかった為(通常は4本)、インプラントに対する負荷を少なくするために上顎の総入れ歯の面積を大きくする対応をとりました。上顎に2本のインプラントオーバーデンチャーの患者様には、なるべくインプラントに負荷がかからない入れ歯の金属フレームの設計をご相談させて頂いて頂いております。

当院にお越しになられる前は、何十年と合っていない総入れ歯でお食事をされており、食べる物も限られていたようです。今回のインプラントオーバーデンチャーにされてからは、食べれない物がなくなり、何でも好きなものを食べられると仰っていました。「特にお刺身が噛み切れるようになり、食べれるのが嬉しいです!」と仰られていたのが印象的でした。当院では、今まで満足いく治療を受けて来れなかった方や、歯医者さんに良い思い出がない方が沢山ご来院されます。当院では、最後まで、食事を噛むことの喜びや、食べる喜びを諦めないで欲しいと考えております。皆様お一人お一人最善の治療は異なります。今まで辛い思いをされた方、満足いく治療を受けられなかった方、必ず良い方法はございます。是非当院にご相談ください。
年代・性別 60代女性
主訴 総入れ歯が合わない、ご飯が噛めない
治療内容 最小限の本数のインプラントを使用することで、吐き気がしないインプラントオーバーデンチャーで治療を行いました。
費用 精密金属床義歯1装置50万×2(上下顎),義歯用インプラント1本25万×4本,ロケーター6万×4個,
期間 1.5年
リスク・副作用 インプラントもご自身のブラッシングを行わないと歯周病になります。天然の歯同様ブラッシングを行い定期的なメンテナンスが重要です。この義歯はご自身で着脱でき、インプラント周囲の清掃が非常に簡単な為、メンテナンスしやすい工夫もされております。

総入れ歯でお困りの方は、是非一度ご相談下さい。

当院では初診時無料カウンセリングを行っております。

大阪のインプラントオーバーデンチャー専門【YASU DENTAL CLINIC】

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FAQ -よくある質問-

インプラント オーバーデンチャー 名医 監修者情報

松井 泰隆 YASU DENTAL CLINIC 院長 『インプラントオーバーデンチャー外来』

 

東京歯科大学を卒業後、京都大学医学部附属病院で口腔外科を学び、
その後インプラント治療や入れ歯治療を専門に行う医療法人に勤務し分院長などを歴任。
インプラント オーバーデンチャーの治療実績も多数。

経歴
2003年 東京歯科大学入学
2009年 京都大学医学部付属病院・口腔外科学講座 インプラント専門外来
2010年 京都大学医学部付属病院関連病院
麻酔科・口腔外科
2012年 医療法人健志会
ミナミ歯科クリニック勤務
分院長など歴任
2021年 YASU DENTAL CLINIC 開院
所属学会等
  • ADPR インプラント軟組織コース インストラクター
  • 日本臨床歯科学会(大阪SJCD) 委員会所属
  • 日本口腔インプラント学会
  • 日本臨床歯周病学会
  • 国際口腔インプラント学会(International Society of Oral Implantology)
  • ITI(International Team for Implantology)
  • 日本歯科審美学会
  • 日本顎咬合学会会員、認定医
  • インビザライン認定医
  • 大森塾1期生

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日付:   カテゴリ:インプラントオーバーデンチャー症例

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インプラントオーバーデンチャー外来では、来院される患者様の想いを大切にし、その期待に応える歯科治療を行います。そして綺麗になった歯で思いっきり笑い、ご飯を食べる喜びを感じて欲しいと考えています。
出会う歯科医院によって患者様の人生は大きく変わります。
人生最後の歯科治療を、是非インプラントオーバーデンチャー外来にお任せください。