インプラントオーバーデンチャーとは
インプラントオーバーデンチャーは、数本のインプラントで入れ歯を、留め具(アタッチメント)で固定し、安定させる治療法です。
特に効果的なのは、総入れ歯の方です。通常の総入れ歯は、歯茎に吸盤の効果で安定させるため、大きいものや硬い物を噛むと、入れ歯が外れてしまい、上手にお食事を噛むことができません。
インプラントオーバーデンチャーはインプラントで固定されているため、どんな物を噛んでも外れたり、ズレたりすることはありません。また、通常の総入れ歯よりサイズが小さく、上顎に関しては、真ん中(口蓋)部分をくり抜けるため、装着感がよく、発音しやすいのも特徴です。
アタッチメントの種類
①ロケーターアタッチメント
現在、インプラントオーバーデンチャーで最も使用されているのがロケーターアタッチメントとなります。ボタンのような構造で、入れ歯をパチッと固定することができます。
②ボールアタッチメント
ボール状のアタッチメントを入れ歯内面に装着された受け皿で固定する方法です。数年前までは一番スタンダードな方法でしたが、近年は、ボールアタッチメントを製造するメーカーが少なくなり、使用頻度が減少しています。
③バーアタッチメント
インプラント同士を特注のバーを作成し、連結固定し、バーの部分に入れ歯の内面に装着されたクリップで固定する方法です。特注のバーを作成することから費用がかかり、クリップの劣化に伴い固定が緩くなりやすく、修理費用も嵩むため、今ではあまり使用されない方法です。
なぜロケーターアタッチメントが良いのか
・固定力が強い(強さを選択できる)
・トラブルが少ない
・メンテナンスしやすい
・修理が簡単
ロケーターシステムは、一番安定した固定力を得られる治療方法になります。硬い物がお好きな方や比較的若い方には、固定力が強いロケーターを選択し、女性の方や高齢者には外しやすい固定力が弱めのロケーターを選択するなど、各々で好みの固定力を選ぶことが出来るのもロケーターシステムの特徴です。また維持機構がシンプルな構造のため、トラブルが少なす、パーツの直径も4mmと非常に小さいため、歯磨きがしやすくメンテナンスを容易に行うことができます。また、インプラントオーバーデンチャーは、入れ歯のため取り外しが可能な治療方法となります。入れ歯の着脱のたびに、ロケーターには負荷がかかる為、材料の劣化が起こり、固定力が弱くなってしまう事があります。固定力が弱くなった際は、入れ歯の内面にあるロケーターの受け皿となる樹脂製のキャップを交換するだけで、また固定力が復活します。このキャップの交換は、非常に簡単で数秒で行うことができ、樹脂のキャップの費用も安価な為、患者様への負担軽減にも繋がります。
ロケーターシステム
当院では、ストローマン社製のロケーターシステムを採用しております。ストローマンはインプラント最高峰のメーカーで、最も歴史があり、一番高品質なメーカーになります。
入れ歯の内面に組み込まれるロケーターのキャップの種類も豊富で、それぞれで固定力を自由に選択することが出来ます。皆様に最適なインプラントオーバーデンチャーの治療を可能にします。
インプラントオーバーデンチャーなら、あなた史上最高の最高の噛み心地でお食事を楽しめます
インプラントオーバーデンチャーの最大の特徴は、何でも噛んで食べれることです。インプラントで固定されている為、分厚いステーキでもサクっと噛み切ることができ、りんごの丸かじりもできます。入れ歯がズレて、お痛みが出たり、入れ歯の間に食品が詰まることもありません。
実際に私の父にも、インプラント治療を行いました。
総入れ歯でお困りの方は、是非一度ご相談下さい。
当院では初診時無料カウンセリングを行っております。
YASU DENTAL CLINIC
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