インプラントオーバーデンチャー手術無事に進んでいるのですが…
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- Q.
- 奥歯が歯周病で全部ダメになって抜歯したのをきっかけに自分の歯を全部抜いてインプラントオーバーデンチャーにしようと決めて下顎は既にインプラント埋没させ2月に上顎の手術予約となっています。
手術は特に問題なく済んでいます。
- 「増骨材」は両顎とも入れアタッチメントはバータイプと言う説明だったのですが自分で検索して勉強してみた所、バータイプは堅強に入れ歯部分とはまり掃除も大変そうなのでボールタイプに変更希望を伝えた所担当医がバータイプを付けたい様で(バータイプだと余計に100万円かかる)アタッチメントの決定を上顎術後の半年後でもいいので決定していませんがボールタイプに私はしてもらいたい旨を優先しても良いのでしょうか?
- またインプラントオーバーデンチャー後に通常の固定式インプラントに変更手術はできない(骨量が足りなくなるから)との事ですが変更は増骨材等の使用をしても全く無理なのでしょうか
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- A.
- ご質問ありがとうございます。
- バータイプもボールタイプも入れ歯を固定する力は、そこまで大きな変わりは無いように思われます。ただし、仰られるようにバータイプの方がアタッチメントのサイズは大掛かりになるため、清掃する表面積も大きくなります。
その点ボールタイプの方が構造が単純なため簡単に清掃は出来ると思います。
- また、バータイプは全て特注品となる為、材料代や技工代、治療期間がかかるため費用も大きくなる傾向にございます。
どのように治療したいか、どのように治したいかは患者さまのご希望が一番大事になってきます。仰っていることに間違いは無いと思われますので、担当されている先生と十分に相談し、最善と思われる方法で治療を行って頂きたく思います。
- またインプラントオーバーデンチャー後に通常の固定式インプラントに変更できるかどうかですが、インプラントの本数にもよりますが、基本的には可能だと思われます。インプラントオーバーデンチャーも固定式インプラントも、両者とも理想的なインプラント埋入位置は同じ位置となっております。
- きちんとした治療手順を踏み、きっちりインプラント埋入されていれば、固定式インプラントに変更はできます。
- 骨の量が足りなければ、そもそもインプラントを入れる事ができないので、変更手術が出来ないことは無いと思われます。
- インプラントオーバーデンチャーのインプラントも固定式インプラントのインプラントも骨が無ければ、増骨材などを使用し骨を増やしてから入れるのが通常でございます。
- >> インプラントオーバーデンチャーについて
- >> インプラントオーバーデンチャーの症例
大阪のインプラントオーバーデンチャー専門【YASU DENTAL CLINIC】
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松井 泰隆 YASU DENTAL CLINIC 院長 『インプラントオーバーデンチャー外来』
東京歯科大学を卒業後、京都大学医学部附属病院で口腔外科を学び、
その後インプラント治療や入れ歯治療を専門に行う医療法人に勤務し分院長などを歴任。
インプラント オーバーデンチャーの治療実績も多数。
- 経歴
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2003年 |
東京歯科大学入学 |
2009年 |
京都大学医学部付属病院・口腔外科学講座 インプラント専門外来 |
2010年 |
京都大学医学部付属病院関連病院 麻酔科・口腔外科 |
2012年 |
医療法人健志会 ミナミ歯科クリニック勤務 分院長など歴任 |
2021年 |
YASU DENTAL CLINIC 開院 |
- 所属学会等
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- ADPR インプラント軟組織コース インストラクター
- 日本臨床歯科学会(大阪SJCD) 委員会所属
- 日本口腔インプラント学会
- 日本臨床歯周病学会
- 国際口腔インプラント学会(International Society of Oral Implantology)
- ITI(International Team for Implantology)
- 日本歯科審美学会
- 日本顎咬合学会会員、認定医
- インビザライン認定医
- 大森塾1期生
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日付: 2021年11月4日
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