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- Q.
- インプラント について教えて下さい。
- 上の歯4本インプラント の手術してもらいます。
その後上の被せの歯ですが、はずれないタイプと ボタンの様になって外して歯磨きなど出来るらしく 私個人としまして外して歯磨きなど出来る方が、衛生面でもいいと思いますが、ボタンが壊れないか又 インプラント の耐久性など考えるとでどちらが良いか迷っています。 - 参考になるご意見等聞かせて下さい 宜しくお願いします
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- A.
- ご質問ありがとうございます。上に4本インプラントを入れて、被せ物が外れないタイプ(オールオンフォー)か外す事ができるタイプ(インプラントオーバーデンチャー)かでお悩みとのことでしたが、それぞれさまざまな特徴がございます。
- オールオンフォーに関しては、ご指摘の通り被せ物を完全に固定してしまうため、歯磨きが難しい事がございます。
インプラントのよく起こるトラブルは歯磨きができずに、汚れがたまり、インプラント周囲炎(インプラントの歯周病)になってしまうことです。汚れが溜まった状態が続くとインプラントの支えている骨が溶けてしまい、インプラントが抜け落ちてしまうこともございます。 - その点、インプラントオーバーデンチャーはご自身で取り外す事ができますので、インプラントの歯磨きを簡単に行う事ができるため、衛生面に優れているのが特徴です。
- 将来的に手が不自由になったり、寝たきりになってしまう可能性なども考慮に入れるのであればインプラントオーバーデンチャーの方が優れていると思われます。
- またご心配されているインプラントオーバーデンチャーのボタンですが、ロケーターと言われるボタンの種類ですと劣化してもすぐに部品を交換できる事が可能です。
- 他の種類のボールタイプ、バータイプ、マグネットタイプなどは部品交換が複雑になる場合もございますので注意が必要です。
- またインプラント自体の耐久性に関してはオールオンフォーもインプラントオーバーデンチャーも変わりはありません。
どちらもきちんとメンテナンスを行えば、しっかり長持ちすると思います。他の両者の大きな違いに関しては、被せる歯のサイズです。 - インプラントオーバーデンチャーは基本設計は入れ歯になりますので、通常の入れ歯に比べるとサイズは小さいものの、ある程度のサイズは必要になります。
- オールオンフォーに関しては、本来の歯のサイズと同じくらいまで小さくできるので違和感だけでいうとオールオンフォーの方が優れていると思われます。
- いずれも優れた治療法ですが、患者様が何を優先するかによって(衛生面、装着感、治療費用など)より適した治療方法は変わってきます。ご参考になりましたら幸いです。
インプラント について教えて下さい。
インプラント について教えて下さい。
大阪のインプラントオーバーデンチャー専門【YASU DENTAL CLINIC】
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FAQ -よくある質問-
インプラント オーバーデンチャー 名医 監修者情報
松井 泰隆 YASU DENTAL CLINIC 院長 『インプラントオーバーデンチャー外来』
東京歯科大学を卒業後、京都大学医学部附属病院で口腔外科を学び、
その後インプラント治療や入れ歯治療を専門に行う医療法人に勤務し分院長などを歴任。
インプラント オーバーデンチャーの治療実績も多数。
- 経歴
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2003年 東京歯科大学入学 2009年 京都大学医学部付属病院・口腔外科学講座 インプラント専門外来 2010年 京都大学医学部付属病院関連病院
麻酔科・口腔外科2012年 医療法人健志会
ミナミ歯科クリニック勤務
分院長など歴任2021年 YASU DENTAL CLINIC 開院
- 所属学会等
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- ADPR インプラント軟組織コース インストラクター
- 日本臨床歯科学会(大阪SJCD) 委員会所属
- 日本口腔インプラント学会
- 日本臨床歯周病学会
- 国際口腔インプラント学会(International Society of Oral Implantology)
- ITI(International Team for Implantology)
- 日本歯科審美学会
- 日本顎咬合学会会員、認定医
- インビザライン認定医
- 大森塾1期生
大阪のインプラントオーバーデンチャー名医【YASU DENTAL CLINIC】
日付: 2021年12月20日 カテゴリ:インプラント関連