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50代で残りの歯が6本しか残っていない方をインプラントオーバーデンチャーで治療した症例

50代で残りの歯が6本しか残っていない方をインプラントオーバーデンチャーで治療した症例

入れ歯を入れると、えずいてしまい長年入れ歯を使用できていないとの事でした。また持病で軽度の糖尿病もお持ちで、重度に歯周病が進行してしまい、残りの歯が6本かない状態でした。インプラントオーバーデンチャーの治療をご希望されて来院されました。

インプラントオーバーデンチャーとは

インプラントオーバーデンチャーとは?

インプラントオーバーデンチャーとは、自由に取り外しのできる上部構造(入れ歯)を、インプラントで固定することで、しっかりと入れ歯を安定させる治療法です。単に「オーバーデンチャー」とだけ呼ぶこともあります。

通常の入れ歯の場合は、入れ歯を歯茎の粘膜だけで支えているので、しっかりと固定されずにズレてしまったり、硬いものがうまく食べれなかったりします。対してインプラントオーバーデンチャーは、顎の骨に埋め込んだインプラントを固定源とします。そのため入れ歯が安定しやすく、固い食べ物などもまるで天然の歯のように噛むことができます。

しっかりと噛めるようにするためには「全ての歯をインプラントにする必要がある」というイメージをお持ちの方は多いかもしれません。ですがインプラントオーバーデンチャーなら、数本のインプラントを埋め込むだけで、食事などで不自由することがなくなります。通常のインプラントより経済的で、かつ利便性の高い治療法として、近年注目が高まっています。

実際に私の父にも、インプラント治療を行いました。

40年間入れ歯で苦労した父が噛める治療を行った際のエピソード

症例詳細

糖尿病をお持ちの方は、インプラント治療のリスクになるため、まずは糖尿病のコントロールから行なって頂きました。また入れ歯を入れると、えずいてしまう嘔吐反射も強い患者様でしたので、インプラントオーバーデンチャーで治療を行い、違和感の少ない、入れ歯治療を行いました。

初診時レントゲン写真

糖尿病をお持ちでしたので、歯周病が進行しやすい状態でした。残りの歯は6本と少なく、全ての歯が大きく動揺していたので、保存ができない状態でした。歯の根が、骨にほとんど埋まってないのが分かります。

初診時口腔内写真

歯周病が進行し、歯茎が痩せて歯根が見えている状態でした。糖尿病の数値は当初、HbA1C 7.2%でしたが、6.5%まで内科でコントロールして頂き、治療を進めていきました。

サージカルガイド

当院では、インプラントオーバーデンチャーの際のインプラント手術時に、サージカルガイドと呼ばれる装置を作成して行っております。歯が全くない状態でのインプラント治療は、どこにどの角度でインプラントを入れて良いのかの指標が無くなってしまうので、インプラント手術が不正確になってしまいます。このサージカルガイドを使用することで、より安全に精度の高いインプラント治療が可能になります。また手術時間も短縮できる為、患者様の負担を最小限にする事ができます。

サージカルガイドを使用することで、インプラントが正しい位置や角度に配列しているのが分かります。インプラントの角度が数度ずれるだけで、入れ歯の固定力(維持力)が弱くなってしまうので、インプラントオーバーデンチャーのインプラント治療は、非常に高度な技術が必要になります。

治療後口腔内写真1

インプラント手術後3ヶ月後に、ロケーターと言われる入れ歯をとめるパーツを装着した状態になります。上顎に4本、下顎に2本のインプラントが標準的な本数になります。歯磨きをする際は、入れ歯を外して、この状態で行う為、清潔に保て易く、歯ブラシが非常に簡単に行なって頂けるのも特徴です。

治療後口腔内写真2

インプラントオーバーデンチャー専用の金属フレームを使用した特殊な入れ歯を装着した状態です。上顎部分の真ん中がくり抜かれており、違和感や嘔吐反射の抑制に大きく貢献します。通常の総入れ歯であれば、上顎の真ん中部分が全て厚いプラスチックで覆われているため、違和感が大きく、話しづらく、えずきやすい方は、嘔吐反射を催します。

治療前後の比較

インプラントオーバーデンチャーは、インプラントでしっかり固定されている為、食べれない食事はございません。何を噛んでも外れたりしない為、りんご丸かじりでも、分厚いステーキでも食べることができます。入れ歯を外すのには、慣れるまで少々時間がかかります。初めは、外すまで1分ほど時間がかかりますが、コツさえ掴めば、素早く外すことができるようになります。

インプラントオーバーデンチャーの特徴の一つに、見た目が綺麗になる事が挙げられます。入れ歯を使用するため、歯並び色の白さ、口元の出具合など自在に変更できる事が可能です。治療前後では、大幅に見た目も綺麗になり、口元の印象が変わっているのが分かります。

インプラントオーバーデンチャー専用金属床義歯

当院にお越しになられる前は、入れ歯を作ったことはありましたが使用できず、まともにご飯を食べれることを諦めておられたようです。最初は、糖尿病のコントロールから始められて、体重も落とされてインプラント治療を行うために、様々な苦労があったと思います。また治療の終盤には、ご実家の九州地方に戻られる事が決まり、最後は大急ぎで治療を行いましたが、なんとか間に合い、無事に治療を終える事ができて安心しております。これからは、長きに渡り今の良い状態が続くように日々のメンテナンスを行なって頂き、美味しくご飯を食べ続けれるよう、願っております。本当に長い治療お疲れ様でした。

当院では、今まで満足いく治療を受けて来れなかった方や、歯医者さんに良い思い出がない方が沢山ご来院されます。当院では、最後まで、食事を噛むことの喜びや、食べる喜びを諦めないで欲しいと考えております。皆様お一人お一人最善の治療は異なります。今まで辛い思いをされた方、満足いく治療を受けられなかった方、必ず良い方法はございます。是非当院にご相談ください。

年代・性別 50代男性
主訴 歯周病で歯がグラグラしている、部分入れ歯を入れるとえずく
治療内容 上下顎で計6本のインプラントを使用し、インプラントオーバーデンチャーで治療を行いました。
費用 精密金属床義歯1装置50万×2(上下顎),義歯用インプラント1本25万×6本,ロケーター6万×4個,
期間 1.0年
リスク・副作用 インプラントもご自身のブラッシングを行わないと歯周病になります。天然の歯同様ブラッシングを行い定期的なメンテナンスが重要です。この義歯はご自身で着脱でき、インプラント周囲の清掃が非常に簡単な為、メンテナンスしやすい工夫もされております。

総入れ歯でお困りの方は、是非一度ご相談下さい。

当院では初診時無料カウンセリングを行っております。

大阪のインプラントオーバーデンチャー専門【YASU DENTAL CLINIC】

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FAQ -よくある質問-

インプラント オーバーデンチャー 名医 監修者情報

松井 泰隆 YASU DENTAL CLINIC 院長 『インプラントオーバーデンチャー外来』

 

東京歯科大学を卒業後、京都大学医学部附属病院で口腔外科を学び、
その後インプラント治療や入れ歯治療を専門に行う医療法人に勤務し分院長などを歴任。
インプラント オーバーデンチャーの治療実績も多数。

経歴
2003年 東京歯科大学入学
2009年 京都大学医学部付属病院・口腔外科学講座 インプラント専門外来
2010年 京都大学医学部付属病院関連病院
麻酔科・口腔外科
2012年 医療法人健志会
ミナミ歯科クリニック勤務
分院長など歴任
2021年 YASU DENTAL CLINIC 開院
所属学会等
  • ADPR インプラント軟組織コース インストラクター
  • 日本臨床歯科学会(大阪SJCD) 委員会所属
  • 日本口腔インプラント学会
  • 日本臨床歯周病学会
  • 国際口腔インプラント学会(International Society of Oral Implantology)
  • ITI(International Team for Implantology)
  • 日本歯科審美学会
  • 日本顎咬合学会会員、認定医
  • インビザライン認定医
  • 大森塾1期生

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日付:   カテゴリ:インプラントオーバーデンチャー症例

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インプラントオーバーデンチャー外来では、来院される患者様の想いを大切にし、その期待に応える歯科治療を行います。そして綺麗になった歯で思いっきり笑い、ご飯を食べる喜びを感じて欲しいと考えています。
出会う歯科医院によって患者様の人生は大きく変わります。
人生最後の歯科治療を、是非インプラントオーバーデンチャー外来にお任せください。