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- Q.
- 残根やインプラントを利用したオーバーデンチャータイプの義歯がどうもうまく適合・機能しません。
- 何か良いコツや製作法がありましたら、できるだけ詳しくお願いします。
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- A.
- オーバーデンチャーがうまく適合・機能しない大きな理由は3点です。
- ①最終の入れ歯を作成する前に仮の入れ歯で様子を見なかった。
- ②まだ最終の入れ歯に慣れていない。
- ③入れ歯と残根やインプラントの結合部分(ロケーター)の位置不良が考えられます。
- ①最終の入れ歯を作成する前に仮の入れ歯で様子を見なかったですが、きちんとした治療ステップでは、最終の入れ歯を作成する前に、最終の入れ歯と同様の形をした仮の入れ歯を作成し、きちんと噛めるか、違和感は無いか、入れ歯が安定するかなど多岐にわたる項目を観察します。
- そこでもし問題が起これば、仮の入れ歯の修正を行います。
全ての問題を解決した仮の入れ歯の形を、最終の入れ歯に反映することで、上手く適合・機能しないなどのトラブルは回避できるかと思われます。 - ②まだ最終の入れ歯に慣れていないですが、最終の入れ歯に慣れるのに大体1ヶ月程度かかります。
お口の中は髪の毛1本入っても分かる繊細な組織なので、新しい入れ歯に適応するまで少々お時間が掛かることがございます。 - ③入れ歯と残根やインプラントの結合部分の位置不良ですが、結合部分(ロケーター)の装着は実際の口腔内で行われます。
この装着工程でズレなどが生じた場合に上手く結合力が機能しない場合がございます。 - ここは歯科医師の治療の丁寧さ精密さが重要になる部分です。
- どのように上手く適合・機能しないかを詳しく担当の歯科医師に伝えることで、どこがいけないかを把握できますので、解決の糸口になると思います。
- 入れ歯が合わずにお困りの方は、以下のページがお役に立つかもしれません。
- >>入れ歯が合わないままだとどうなる?原因と使い続けるリスク
残根やインプラントを利用したオーバーデンチャータイプの義歯がどうもうまく適合・機能しません。
残根やインプラントを利用したオーバーデンチャータイプの義歯がどうもうまく適合・機能しません。
大阪のインプラントオーバーデンチャー専門【YASU DENTAL CLINIC】
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FAQ -よくある質問-
インプラント オーバーデンチャー 名医 監修者情報
松井 泰隆 YASU DENTAL CLINIC 院長 『インプラントオーバーデンチャー外来』
東京歯科大学を卒業後、京都大学医学部附属病院で口腔外科を学び、
その後インプラント治療や入れ歯治療を専門に行う医療法人に勤務し分院長などを歴任。
インプラント オーバーデンチャーの治療実績も多数。
- 経歴
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2003年 東京歯科大学入学 2009年 京都大学医学部付属病院・口腔外科学講座 インプラント専門外来 2010年 京都大学医学部付属病院関連病院
麻酔科・口腔外科2012年 医療法人健志会
ミナミ歯科クリニック勤務
分院長など歴任2021年 YASU DENTAL CLINIC 開院
- 所属学会等
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- ADPR インプラント軟組織コース インストラクター
- 日本臨床歯科学会(大阪SJCD) 委員会所属
- 日本口腔インプラント学会
- 日本臨床歯周病学会
- 国際口腔インプラント学会(International Society of Oral Implantology)
- ITI(International Team for Implantology)
- 日本歯科審美学会
- 日本顎咬合学会会員、認定医
- インビザライン認定医
- 大森塾1期生
大阪のインプラントオーバーデンチャー名医【YASU DENTAL CLINIC】
日付: 2021年11月29日 カテゴリ:インプラントオーバーデンチャー関連 and tagged インプラント, インプラントオーバーデンチャー, 入れ歯とインプラントオーバーデンチャー