愛媛県より、ガミースマイル治療のご相談で来院されました。
ガミースマイルは3つの原因からなります。
①歯の長さが短い➡︎歯冠長延長術
②上唇が上がり過ぎる➡︎上唇粘膜切除術
③歯の位置の問題➡︎歯列矯正、外科矯正
歯が短く、上唇が上がりすぎる状態でした。
前歯にセラミックが入っていた為、歯冠長延長術を行ってしまうと歯茎の位置が変わり、セラミックをやり直さなければならなかったので、患者様とご相談の上、上唇粘膜切除術のみで治療をしていくことになりました。
臨床例
治療前
思いっきり笑うと3mm以上の歯茎が見えるガミースマイルの状態でした。
数ヶ月前に他院で前歯4本のセラミック治療を受けられたとのことでした。
治療後
上唇粘膜切除術後は、上唇が上がりにくくなり思いっきり笑っても歯茎が見えることはなくなりました。
上唇粘膜切除術は、術後お口の中にうっすら傷跡が残ります。
治療前後の比較(口元)
歯茎が数ミリ見えなくなるだけで、口元の印象は大きく変わります。
歯茎を気にせず自然に笑えるようになり、大変喜んで頂けました。
上唇粘膜切除の後戻りについて
上唇粘膜切除の後戻りは、30人中1人もしくは2人程度の割合で起こります。上唇を持ち上げる筋肉が強い方や、上唇が柔らかく、ゴムのように伸びやすい方などが後戻りしやすい傾向にありますが、中には術前と同じ位置ぐらいまで、上唇が上がってしまう方もいらっしゃいます。
特に男性は、上唇粘膜切除術の後戻りが起こりやすく、治療の難易度が高くなります。
後戻りを起こされた方の中で、笑うと傷口が見えてしまうようなケースもございます。昨今、他院で行われた上唇粘膜切除で、事前にリスクを十分説明を受けられず、術後に後戻りを起こし、笑うと傷口が見えるなどのご相談を多く受けます。
当院では、なるべく後戻りが起こりにくいよう独自の取り組みを行っております。
このようなケースの場合は、仮に後戻りした際に笑って傷跡が見えてしまうトラブルを避けるために青矢印の位置にある切開線の位置を、可能な限り上の方に設定することで、リスク回避に繋がります。
上唇粘膜切除術は、熟練度を要する高い技術力が必要な治療法となります。当院では、数多くの上唇粘膜切除術を手がてけおり、日本トップクラスの症例数となっております。治療を受けられる皆様には、必ず起こりえるデメリットも全てきちんと術前にお伝えし、安心して治療を受けて頂いております。
当院では、ガミースマイル年間250症例以上の多くの経験からより、患者様ごとに合った粘膜切除量・位置を設定し、より精度の高い上唇粘膜切除術を提供しております。
年代・性別 | 20代男性 |
主訴 | 上唇粘膜切除後の後戻りの改善、ガミースマイル治療 |
治療内容 | 上唇粘膜切除術 |
費用 | 22万(税込) |
期間 | 治療回数2回(他に治療後1ヶ月後に最終チェックを行います) |
リスク・副作用 | しっかりとした診査診断ができていないと正しい治療効果が得られないことがあります。一時的に痛みや腫れを伴うことがあります。 |
ガミースマイルでお困りの方は、是非一度ご相談下さい。
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YASU DENTAL CLINIC
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監修者情報
松井 泰隆 YASU DENTAL CLINIC 院長
東京歯科大学を卒業後、京都大学医学部附属病院で口腔外科を学び、その後審美歯科やインプラント治療を行う医療法人に勤務し分院長などを歴任。