歯科医院に20年ぶりに来院された方でした。
以前の歯医者で歯医者不信になり、そこから自分で入れ歯を作り耐え忍んでこられたようでした。
分厚いステーキを思いっきり食べたいとご希望されていました。
症例詳細
治療前
残っていた4本の歯は全て保存がどうしてもできなかったので、上下とも総義歯で治療を行いました。
治療後
インプラント埋入
最初に来られた時に、お肉をしっかり噛んで食べたいとご希望がございましたのでインプラントを使用し、総義歯が外れないようにしています。
インプラントオーバーデンチャー専用金属床総義歯
総義歯の内面には、インプラントとの接合装置(ロケーター)が組み込まれ何を食べても義歯が外れないようにはまり込む仕組みになっています。
ロケーターの種類を変えることで、取り外しする力を強くしたり、弱めにしたり変える事が出来ます。
義歯装着後1
インプラントが支えになっている為、本来の総義歯の形よりかなり小さい義歯になっています。
義歯装着後2
上顎部分の真ん中がくり抜かれている構造のため、違和感が少なく、装着感が通常の総入れ歯に比べ、良いのが特徴です。発音もしやすく、食事の熱も感じやすいため、味を感じやすいとのご感想も頂きました。
口元
周りから見ても総入れ歯かどうかわからないように自然な仕上がりになっています。
ご希望でもあったお肉も何不自由なく食べれる様になり、大変満足されていました。
年代・性別 | 60代男性 |
主訴 | お肉をしっかり噛んで食べたい |
治療内容 | 最小限の本数のインプラントを使用することで、何を噛んでも外れない総義歯で治療を行いました。 |
費用 | 精密金属床義歯1装置50万×2(上と下),義歯用インプラント1本25万×8本,ロケーター6万×8個 |
期間 | 1年 |
リスク・副作用 | インプラントもご自身のブラッシングを行わないと歯周病になります。天然の歯同様ブラッシングを行い定期的なメンテナンスが重要です。この義歯はご自身で着脱でき、インプラント周囲の清掃が非常に簡単な為、メンテナンスしやすい工夫もされております。 |
総入れ歯でお困りの方は、是非一度ご相談下さい。
当院では初診時無料カウンセリングを行っております。