ガミースマイルを治療した歯周形成外科の症例

ガミースマイルを治療した歯周形成外科の症例

ガミースマイルとは

笑った時に、歯肉の露出が多く審美的に問題が生じる状態のことを言います。

一般的に笑った時に歯肉が3mm以上露出すると審美的に問題が生じ、対人関係に支障が出ると言われています。

ガミースマイルとは

気になって思いっきり笑えなくなったり、口を手で押さえて笑うようになってしまいます。

その発症率は、女性の方が男性より2倍多いと言われています。

ガミースマイルの原因と治療法

①過剰に動く口唇➡︎粘膜を切除(上唇粘膜切除術)

下の写真の様に、笑うと上唇が上がり過ぎる場合があります。

①過剰に動く口唇➡︎粘膜を切除(上唇粘膜切除術)

この様な場合は、上唇が上がり過ぎない様に、口の内側の粘膜の一部を切除することで治療を行えます。

口の中の外科治療なので傷口が人に分かることは無く、治療の跡もほぼ残りません。

①過剰に動く口唇➡︎粘膜を切除(上唇粘膜切除術)

②歯肉の過剰な発育障害➡︎歯肉を切除(臨床的歯冠長延長術)

成長過程において、歯の健康な部分を歯肉で覆われてしまった状態で成長すると生じます。

下の写真は、歯肉が過剰な状態にあり、歯が短くなってしまっています。

②歯肉の過剰な発育障害➡︎歯肉を切除(臨床的歯冠長延長術)

この様な場合は、過剰な歯肉を切除し歯を本来の長さに戻す治療を行います。

②歯肉の過剰な発育障害➡︎歯肉を切除(臨床的歯冠長延長術)

この治療法が最も日本人に適応となることが多くなります。

③上顎骨の過剰な発育➡︎矯正・外科矯正

上顎の骨が前下方に成長が過剰だとガミースマイルになりやすくなります。

③上顎骨の過剰な発育➡︎矯正・外科矯正

この場合は、矯正治療で正しい位置に戻すか、重度の場合は外科的な矯正治療が適応になることもあります。

④短い上唇➡︎現在では確立した治療法がございません、、

かなり稀なケースで、ほとんどこの様な患者さまはいらっしゃらないのが実情です

実際の臨床例

治療前

治療前

笑った時に歯茎が見える量が多いのがわかります。診断の結果、歯肉が過剰に発育し健康な部分まで歯肉に覆われている状態でした。

治療中

治療中

外科的に過剰部分の歯茎を切除し、過剰に発育していた骨の形も整えました。

治療後

治療後

笑っても歯肉が見えることはなくなり、自然なスマイルラインを得ることができました。

年代・性別 20代女性
主訴 笑った時に歯茎が見えるのが気になる(ガミースマイル)
治療内容 過剰に発育した歯肉の形を外科的に整え、笑っても歯茎が見えないように治療しました。
費用 22万(税込)
期間 治療回数1回(抜糸は別日に必要)
リスク・副作用 しっかりとした診査診断ができていないと歯茎が下がりすぎたり、正しい治療効果が得られないことがあります。

ガミースマイルでお困りの方は、是非一度ご相談下さい。

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監修者情報

松井 泰隆  YASU DENTAL CLINIC 院長

東京歯科大学を卒業後、京都大学医学部附属病院で口腔外科を学び、その後審美歯科やインプラント治療を行う医療法人に勤務し分院長などを歴任。

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