歯冠長延長術と上唇粘膜切除を併用してガミースマイルを治療した症例（歯冠長延長術・上唇粘膜切除術）

ガミースマイル改善を主訴に来院されました。

①歯の長さが短い

②上唇が上がり過ぎる

③歯の位置の問題

診断の結果、①の歯の長さと②の上唇が上がりすぎる事に原因がありました。

歯冠長延長術と上唇粘膜切除術は同時に処置をできないため、先ずは歯冠長延長術を行い、治癒後に上唇粘膜切除術を行いました。

歯の長さが左右でバラバラで揃っていないガミースマイルの状態でした。

歯の長さが左右で違うと、笑った際に歯並びが悪いように見えてしまうことがあります。

歯冠長延長術を行った後は、左右で歯の長さが一致し、バランスが取れた状態になりました。

しかし、思いっきり笑うとまだ歯茎が見えるのが気になるとの事でしたので、上唇粘膜切除術を行っていくことになりました。

上唇粘膜切除後は、思いっきり笑っても歯茎が見えないようになり、患者さまの理想通りのスマイルになりました。

笑った時の歯茎の露出は無くなり、印象がかなり変わりました。

歯茎の見え方が数ミリ変わるだけで、見た目は大きく変化します。

歯が本来の長さになり、左右で歯茎の高さも一致しています。

（上唇粘膜切除術は口腔内にうっすら筋のような跡が残ります。近年、上唇粘膜切除を行った後に後戻りを起こし、傷口が見えるなどのトラブル相談をよく受けます。ガミースマイル治療を受けられる際は、十分にリスクなど把握して受けられることをお勧めします）

年代・性別	２０代女性
主訴	歯が短い、左右で歯の長さが違う、ガミースマイルを治したい
治療内容	歯冠長延長術・上唇粘膜切除術
費用	２２万(税込)・２２万円（税込）
期間	治療回数２回（抜糸は別日に必要）
リスク・副作用	しっかりとした診査診断ができていないと正しい治療効果が得られないことがあります。一時的に痛みや腫れを伴うことがあります。