『ガミースマイルを治療するためには手術をするのですか?』
『手術と聞くと大掛かりで怖いイメージがあって不安…』
『ガミースマイル治療で行う手術の内容を詳しく知りたいです!』
近年認知度が非常に高くなり、多くの方が治療を選択するようになったガミースマイル。実際に当院でも、年間300症例以上の治療を行っており、たくさんの患者様のガミースマイルを改善してきました。当院で行うガミースマイルの治療は、ほとんど全ての症例で簡単な手術を伴いますが、通常60分程度で治療が完了するため、思ったよりも怖くなくて簡単だった、もっと早く治療すれば良かったといったお声を患者様からいただくことも多いです。
ただし全てのガミースマイルの症例が、簡単な手術のみで治療できるわけではありません。このページではガミースマイル治療における手術の種類と、それぞれの手術がどのような症例に適応となるか、ご紹介いたします。
ガミースマイルでお悩みの方や、簡単な手術だけでガミースマイルを治したいという方は、ぜひ当院の無料カウンセリングにお越しください。
ガミースマイルとは
笑った時に歯茎が大きく目立つようなお口の症状を、ガミースマイルと呼びます。より具体的には、笑った時の歯茎の露出が3mmを超えると、ガミースマイルだと判断されます。
芸能人にもガミースマイルの方は多く、ガミースマイルはチャームポイントになることもあるため、必ず審美的に不利になるわけではありません。しかし顔貌とうまく調和しない場合などは、ガミースマイルであることをコンプレックスに感じる方も多いように思います。
そんなガミースマイルですが、実はガミースマイルは歯茎が目立ってしまう原因によって、3つに大別することができます。
そもそもガミースマイルとは?といった基本的な疑問から解決したい方は、まずはこちらのページをご覧ください。
ガミースマイルの3つの原因について
ガミースマイルで歯茎が目立ってしまう原因は3つに大別することができます。この原因によって、適した治療がある程度決まります。
まずは大別したガミースマイルの3つの原因について、簡単にご説明させていただきます。
- ①歯の長さが原因
- ②唇の位置や形が原因
- ③歯の位置や顎の位置が原因
①歯の長さが原因
歯が短いような方、あるいは歯に歯茎が被さっている面積が広い方は、歯と歯茎の境界線が下方に位置するため、必然的に歯茎が多く見えてしまい、ガミースマイルの症状を呈します。
②唇の位置や形が原因
上唇が短すぎて、少し笑っただけでも歯茎が露出してしまう。上唇を持ち上げる筋肉が発達しすぎて笑った時に上唇が上がり過ぎる。このような場合も、ガミースマイルの症状が現れます。
③歯の位置や顎の位置が原因
前歯の位置そのものが下方にあったり、顎が前突している場合、顎が縦に長いような場合には、笑った時に歯茎が目立ってしまいます。歯や歯茎の長さ、また上唇の位置や筋肉の強さなどに問題がない場合でも、歯や顎の位置によってはガミースマイルの症状が現れやすくなります。
ガミースマイルを治療するための手術について
ガミースマイルを手術によって治療する際には、主に以下の3つの方法を用います。
- 歯冠長延長術
- 上唇粘膜切除術
- 上顎骨切り術(ルフォー)
以下で簡単にこれらの方法についてご紹介いたします。
①歯冠長延長術
歯冠長延長術とは、手術によって歯茎を切除して骨の形態を整えることで、歯茎の見える範囲を少なくするガミースマイルの治療方法です。
当院が行なっている歯冠長延長術は、歯茎の高さをミリ単位以下のレベルで揃える事ができ、後戻りが無く、痛みや腫れが少ないのが特徴です。
ガミースマイルの3つの原因の中で、『歯の長さが原因』の場合に適応となることが多い術式で、60分程度の処置で治療を終えることができます。手術といっても歯茎を切開することで歯と歯茎の境目を広げるだけですので、部分麻酔で治療が可能で、術後に傷跡が残ることもございません。
②上唇粘膜切除術
上唇粘膜切除術とは、上唇の内側にある粘膜を手術によって切除して縫合することで、上唇が必要以上に持ち上がらないように調整し、ガミースマイルを改善する治療法です。
ガミースマイルの3つの原因の中で、『唇の位置や形が原因』の場合に適応となることが多い術式です。上唇と小鼻を引き上げる『上唇挙筋群』の発達がよく、上唇が過剰に引き上げられることでガミースマイルの症状を呈している場合に、上唇粘膜切除術を実施すると上唇の運動範囲が制限されるため、歯茎が見える幅を調整することができ、ガミースマイルが目立たなくなります。
上唇粘膜切除術も60分程度の処置で治療を終えることができ、部分麻酔で日帰りで治療を行うことができます。
③上顎骨切り術(ルフォー)
上顎骨切り術(ルフォー)とは、上顎骨を外科的に切除して位置を調整することで、顔立ちの特徴を変える手術です。ガミースマイルの3つの原因の中で、『歯の位置や顎の位置が原因』の場合、特に顎が前突している場合や顎が縦に長いような場合に適応となることが多い治療方法です。
上顎骨切り術でガミースマイルを治療する際には、主に上顎骨を水平に骨切りし、上の歯全体を上方に引き上げることで、歯の位置を調整して歯茎が見える範囲を少なくします。
上顎骨切り術は重度のガミースマイルにも対応することができる治療方法ですが、大掛かりな外科手術を伴う点がデメリットです。手術は全身麻酔で行い、基本的には入院が必要になります。術後1ヶ月程度は柔らかい食事しか摂れなかったり、2週間〜4週間程度は見た目にわかる程度に患部に腫れが残ります。腫れが完全におさまるのは手術後6ヶ月程度が目安とされており、それまで手術によってどのような顔貌になったのか正確にはわかりません。
また上顎骨切り術は一般的な歯科医院で対応できるケースは殆どなく、総合病院の口腔外科や美容外科での対応となる点にも注意が必要です。
歯冠長延長術と上唇粘膜切除術の併用も可能
『歯の位置や顎の位置が原因』のガミースマイルは、通常であれば上顎骨切り術が適応となりますが、当院では歯冠長延長術と上唇粘膜切除術の併用など、上顎骨切り術以外のガミースマイル手術によって対応できるケースがあります。
全ての症例で上顎骨切り術を回避できるわけではありませんが、当院は年間300症例ものガミースマイルを治療しており、その中には通常であれば上顎骨切り術が適応となるようなケースもございます。歯冠長延長術、上唇粘膜切除術だけでなく、セラミック矯正やボトックス注射、歯列矯正などの治療も症例に応じて併用することで、大掛かりな手術を行わなくても重度のガミースマイルを治療できるケースがございます。
ガミースマイルの手術は保険適用される?
ガミースマイルの手術は基本的には保険適用になりません。ガミースマイルの手術は基本的に審美目的で行うことが多く、一般的に審美目的の治療は保険診療の適用外となります。
ただし例外的に、顎変形症と診断され顎変形症の治療を行う場合には、保険診療が適用されることがあります。この場合、顎変形症を治療した結果、顎変形症に伴って生じていたガミースマイルの症状も改善される可能性があるというものであり、ガミースマイルの治療を目的とするわけではない点には注意が必要です。
当院のガミースマイル手術は短時間で心身に負担を与えません
当院は年間300症例以上のガミースマイル治療を行っておりますが、そのほとんどの症例を、歯冠長延長術、上唇粘膜切除術といった、患者様の心身のご負担が少ない短時間のガミースマイル手術によって治療しております。
当院は全国的にも珍しいガミースマイル専門クリニックです。歯冠長延長術や上唇粘膜切除術に、セラミック矯正、ボトックス注射、歯列矯正といった治療を適切に組み合わせて適応することで、一般的には上顎骨切り術を行わなければ治療が難しいような重度のガミースマイルのケースでも改善が行える可能性がございます。
ガミースマイル専門クリニックはまだまだ少なく、さまざまな治療を検討した上で、患者様に最適な治療をご提案できる医院は多くありません。ガミースマイル治療を検討されている方は、年間300症例以上の治療を手掛けている当院の無料カウンセリングをぜひご活用ください。
よくある質問
Q:来院回数は何回必要ですか?
A.当院では、通常のガミースマイル治療の回数は4回となっております。
1回目:無料カウンセリング
2回目:ガミースマイル手術
3回目:抜糸
4回目:1ヶ月後のアフターフォローとなっております。
遠方からお越し頂く患者様には、事前にお電話での無料カウンセリングも行っており、来院日当日にガミースマイル手術をお受けいただく事も可能となっており、1ヶ月後のチェックもお写真で行っております。
つきましては、遠方からお越し頂けます患者様は、
0回目:お電話での無料カウンセリング
1回目:ガミースマイル手術
2回目:抜糸
このように、2回の来院で治療を完了することが出来ます。
Q.:初診時の当日に施術していただくことは可能ですか?
A.可能です。当院では、遠方からお越し頂く患者様には、事前にお口やお顔のお写真を頂き、お電話で無料カウンセリングをさせて頂いており、初診時に施術できるようしております。遠方からお越し頂く患者様が多いため、極力来院回数を少なくできるように配慮しておりますが、確実な診断をご希望の患者様には、実際ご来院頂き検査を受けて頂くようお勧めしております。
Q.:吸収性の糸を使えば1日で治療が終わるのでしょうか?
A.その通りでございます。吸収性の糸は、抜糸の必要がなく、数週間〜1ヶ月程度で糸が溶けて無くなるため、抜糸にお越し頂く必要がございません。ただし、吸収性の糸にはデメリットもございます。ガミースマイル治療は、非常に精密度の高い治療ですが、吸収性の糸は操作性が悪く、精密性に欠けてしまう事がございます。そうする事で、治癒後の仕上がりに影響する可能性も考えられます。また完全に溶けて無くなるまである程度期間が必要なことから、歯茎に糸が付いてる期間が長く違和感が出やすい、汚れも付着しやすく、見た目が悪い期間も長くなる傾向にあります。
まとめ:大阪でガミースマイル手術なら当院まで
このページでは、ガミースマイルを治す手術の種類とそれぞれの適応について解説しました。
ガミースマイルの原因は、『歯の長さ』『唇の位置や形』『歯の位置や顎の位置』の3つに大別することができます。
『歯の長さ』が原因の場合は歯冠長延長術、『唇の位置や形』が原因の場合には上唇粘膜切除術、『歯の位置や顎の位置』が原因の場合には、上顎骨切り術が適応となることが一般的です。
ただし手術時間が60分程度で部分麻酔だけで可能な歯冠長延長術や上唇粘膜切除術と比べ、上顎骨切り術は全身麻酔で手術を行い入院も必要となるため、ハードルが高いと感じる方も多い治療法です。
当院は年間300症例以上のガミースマイル治療を手掛けており、通常は上顎骨切り術が適応となるような重度のガミースマイル症例でも、歯冠長延長術や上唇粘膜切除術といったガミースマイル手術を併用することで治療できるケースがございます。ガミースマイルの治療をご希望の患者様には無料でカウンセリングも行っておりますので、ぜひ一度お問い合わせください。