『ラミネートベニアはすぐ外れて後悔するって本当？』
『最初から普通のセラミック矯正をした方がいいのかな？』
『ラミネートベニアで後悔しやすいのはどんな人ですか？』
歯をほとんど削らずに、薄いセラミックのシェルを歯に貼り付けることで審美性を整える、ラミネートベニア。近年とても人気が高まっている治療法ですが、ラミネートベニアがすぐに外れてしまって再治療になってしまったりと、治療を後悔される方や失敗だったと感じる方もおられるようです。
そこでこのページでは、ラミネートベニアのデメリットや失敗例などについてご紹介します。しっかりとデメリットを理解した上で治療を受けることが、ラミネートベニアで後悔することを防ぐためには重要です。また当院のように、ラミネートベニアをはじめとするセラミック矯正を専門的に行う歯科医院で治療を受けることで、ラミネートベニアで後悔する可能性を減らせます。このページを読むことで、患者様の医院選びにも役立つかと思います。
当院では、他院でセラミック矯正やラミネートベニアをしたけど失敗だった、後悔している、という方のためのリカバリー治療（再治療）を行っております。セラミック矯正のやり直しは難易度の高い治療のため、どこの歯科医院でも行えるというわけではありませんが、当院ではリカバリーを専門的に行っておりますのでご安心ください。
いま現在ラミネートベニアで後悔されている方へ
ラミネートベニアを行って後悔されている方、ラミネートベニアは失敗だったと感じている方は、非常に多くいらっしゃいます。後悔や失敗の原因は、ラミネートベニアそのものではなく、医院選びが悪かったという場合がほとんどです。
過去にされたラミネートベニアで後悔していて、ラミネートベニアの再治療を希望される方は多く、一度失敗している以上なかなか再治療に踏み出せないという方もたくさんいらっしゃいます。ラミネートベニアのリカバリーには高い技術が必要となり、技術力が高くない医院で再治療を行っても、セラミックシェルが取れてしまったりといったトラブルが再度起きてしまう可能性もございます。
そのためラミネートベニアの再治療は、どこの歯科医院でも行う事ができる訳ではありません。当院では、ラミネートベニアをはじめとしたセラミック矯正のリカバリーを専門的に行っておりますので、現在ラミネートベニアで後悔している、失敗したと感じている方はぜひお気軽にお問い合わせください。
ラミネートベニアとは
ラミネートベニアで後悔する原因などをご紹介する前に、まずはラミネートベニアについて基本的なご説明をいたします。
ラミネートベニアとは、薄い板状のセラミックを歯の表面に貼り付けることで、変色した歯や、形や位置が不正な歯の見た目を、審美的に整えるセラミック矯正治療です。まるでつけ爪をするように、専用の接着剤を使用して、歯の表面にセラミックでできたシェルを貼り付けます。
ラミネートベニアの最大の特徴は、歯の表面をごくわずかに削る（最大0.5mm）、もしくは全く歯を削らず（0mm）に治療ができる点です。歯をほとんど削らないため、歯の健康を損なわずに治療が行えます。
ただしラミネートベニアは、非常に繊細で難易度の高い治療のため、高い精度での治療を行える医院は全国でもまだまだ数が限られています。当院では多数の症例を取り扱っているので、安心して治療を受けていただけます。
実際に当院でラミネートベニアを行なった症例
当院のラミネートベニアについてご興味がある方は、ぜひ以下の症例をご覧ください。前歯の形態不良でお困りだった当院の患者様の前歯4本を、ラミネートベニアで治療した症例でございます。
スマイル時に、歯のラインが整っていないため、審美的な状態ではありませんでした。
そこで、前歯2本は歯の形の調整とダイレクトボンディング、前歯の左右の歯を2本ずつ（2番と3番）合計4箇所をラミネートベニアで治療しました。
どこから見てもセラミックや樹脂が詰められていることは分かりません。
患者様も、治療結果に大変満足され喜んで頂きました。
こちらの症例をさらに詳しくご覧になりたい方は、以下のリンクから症例をご覧いただけます。
ラミネートベニアの代表的なメリット8選
ラミネートベニアで後悔している方、失敗したと感じている方も多いようですが、ラミネートベニアにはたくさんのメリットがあることも事実です。ここでは簡単にラミネートベニアのメリットをご紹介させていただきます。
- 天然歯に劣らない自然で美しい見た目
- 歯列だけで無く歯の色や形までコントロールできる
- 特に気になる一箇所だけを治療することも可能
- 短期間で治療を終えられる
- 歯をほとんど削らない、抜髄をしない
- 痛みがほとんどない
- 経年劣化がほとんどない素材を使用できる
- 金属アレルギーの心配がない
このようにラミネートベニアにはたくさんのメリットがあり、一般的なセラミック矯正で歯を削りたくない方や、歯列矯正のような長期間の治療を行えない方にとって、たいへん利点の多い治療だと考えております。
ラミネートベニアで後悔する原因
当院では、ラミネートベニアは適応を守って治療を行えば、患者様にとってメリットが大きい治療だと考えております。患者様が事前に知識を持つこと、またより良い医院を選ぶことで、リスクを軽減できたり、デメリットを感じなくて済むような場合もございます。
そこでここからは、ラミネートベニアのデメリットや、ラミネートベニアで治療を行って後悔する具体的な原因についてご紹介いたします。これらを事前にご理解いただいた上で治療を選択していただくことで、ラミネートベニアで後悔するようなことを防ぎ、最良の治療を受けていただけると考えております。
ラミネートベニアをはじめとしたセラミック矯正をご検討されている方は、ぜひ引き続きご覧ください。
ラミネートベニアの代表的なデメリット6選
ラミネートベニアには多数のメリットがありますが、同時にさまざまなデメリットもあるため、デメリットを知らずに治療を受けることで後悔される患者様もおられるかと思います。ここでは簡単に、ラミネートベニアのデメリットについてご紹介させていただきます。
- 健康保険適用外のため費用がかかる
- 稀に外れてしまうことがある
- 歯を削る場合がある
- 極端に歯並びが悪い・噛み合わせも調整したいという場合は不向き
- 審美治療のため医院によって仕上がりの差が大きい
- ラミネートベニアが向かない方も多い
このようなデメリットを知らずに治療を受けてしまうと、治療後に後悔することや、失敗だったと感じることもあるかと思います。
ここからは、ラミネートベニアのデメリットも踏まえ、より具体的にラミネートベニアで後悔してしまう患者様がおられる理由についてご紹介いたします。
ラミネートベニアで後悔する5つの理由
ラミネートベニアで治療を行って後悔する具体的なケースについて、代表的なものを以下で5つご紹介させていただきます。
- セラミックシェルがすぐに外れてしまった
- 虫歯になった
- 想像通りの仕上がりにならなかった
- 思ったよりも費用が高かった
- 重度のテトラサイクリン歯の治療がうまくいかなかった
それぞれ以下で詳しくご説明いたします。
①セラミックシェルがすぐに外れてしまった
ラミネートベニアで使用するセラミックのシェルは非常に薄く、一般的なセラミック治療で使用する被せ物や詰め物と比較すると、割れたり外れたりしやすい側面があります。
具体的には、硬いものを噛んだ時や、歯ぎしりや食いしばりなどの習癖がある方、噛み合わせの適切な調整が行われていない際などに、割れたり外れたりする可能性が高くなります。せっかく治療を行ったラミネートベニアがすぐに割れたり外れたりしてしまうと、やはり後悔したり失敗だったと感じる原因になるかと思います。
ラミネートベニアは基本的には前歯に対しての適用となるので、硬いものはなるべく前歯で噛まないようにしたり、歯ぎしりや食いしばりを極力しないように心がけることが大切です。
また噛み合わせの問題を防ぐためには、当院のような噛み合わせの専門医が治療を担当する歯科医院でラミネートベニアの治療を受けるのが最良です。
②虫歯になった
ラミネートベニアのセラミックシェルが、歯茎とうまく適合していないと、歯茎とセラミックシェルの隙間に汚れが溜まりやすくなります。汚れが溜まると、ラミネートベニアを行った歯が虫歯になる原因になります。
セラミックシェルの下に虫歯ができた場合、セラミックシェルを外して虫歯の治療を行う必要があります。虫歯治療で歯を削ると、セラミックシェルと歯が適合しなくなるため、セラミックシェルを作り直す必要があります。また歯を大きく削った場合には、ラミネートベニアではなくセラミックの被せ物での治療が必要になる場合もございます。
ラミネートベニアを行った歯の虫歯を防ぐためには、歯茎とセラミックシェルがうまく適合するような、精密なセラミックシェルの製作が重要です。当院では日本有数のセラミック専門の歯科技工士と提携し、歯茎とぴったりと適合し境目がほとんどできない、精密なセラミックシェルを製作しております。
③想像通りの仕上がりにならなかった
想像通りの仕上がりにならなかったため、ラミネートベニアで後悔している、失敗したと感じられている患者様も多くおられます。
例えばラミネートベニアと隣の歯や対合の歯（噛み合う歯）の色調があっておらず、審美性に問題が生じるようなケースがございます。また歯列との調和は取れていても、ラミネートベニアの厚み分だけわずかに口元が膨らんで見えてしまい、患者様がご不満に感じるようなケースもございます。
歯科医師の審美治療の経験が浅かったり、患者様との打ち合わせが不十分だったりすると、患者様のご要望に合わないセラミックシェルを作ってしまうことがあります。ラミネートベニアを行う前には、医院の症例を確認して他の患者様の治療後の仕上がりを確認してみたり、一度カウンセリングを受けてみてどのくらい自分の希望に耳を傾けてもらえるかを確認することで、ラミネートベニアの仕上がりや見た目の問題で後悔する可能性を減らすことができます。
④思ったよりも費用が高かった
ラミネートベニアは薄いセラミックのシェルを歯に貼り付ける治療のため、費用があまりかからないと想像されている患者様も多いかと思います。実際にはラミネートベニアは非常に高度な技術を要する治療のため、一般的なセラミック矯正とほとんど変わらない費用が必要になります。保険が適用されない自費治療のため、ある程度の費用がかかることは、ご理解いただく必要がございます。
想像よりも費用が高かったために、相場より安くラミネートベニアを行える歯科医院を探して治療を受け、仕上がりに後悔される患者様もおられます。費用が安いと絶対に良くないとはもちろん言えませんが、『なぜ他院と比べて費用が安いのだろう？』と疑問を持っていただくことが、治療後の後悔やトラブルを防ぐことに繋がります。
後悔しない治療を受けるためには、費用だけでなく症例や歯科医師の技術力などもしっかりと確認した上で、治療を受ける歯科医院を選択されるのが最良です。
⑤重度のテトラサイクリン歯の治療がうまくいかなかった
重度のテトラサイクリン歯の治療をラミネートベニアで行い、後悔するケースもございます。
テトラサイクリン歯は、テトラサイクリン系の抗生物質の服用によって変色した歯のことです。テトラサイクリン系の抗生物質が多く処方されていた昭和40年代生まれの世代の方に多く、グレーやイエロー、ブラウンに歯が変色します。
重度のテトラサイクリン歯は発色が非常に強く、ラミネートベニアで治療を行う際には、セラミックシェルにある程度の厚みを持たせなければ歯の色が透けてしまうことがあります。しかしセラミックシェルに厚みを持たせると、歯を削る量が増えてしまうため、ラミネートベニアの『歯をほとんど（もしくは全く）削らない』という利点が失われてしまいます。
なるべく歯を削らないために、セラミックシェルを薄く作りすぎ、歯の色が透けてしまった場合には、歯を削る量を増やして、厚みのあるセラミックシェルを再度製作し、再治療を行います。
このような形で再治療が必要になるなど、テトラサイクリン歯をラミネートベニアで治療したのは失敗だったと感じる患者様は多いように思います。
ラミネートベニアはどんな方におすすめなのか
ラミネートベニアで後悔する具体的な理由を5つご紹介しましたが、結局ご自身がラミネートベニアに向いているのか向いていないのかわからない、と感じた方もおられるのではないでしょうか。
以下で簡単に、ラミネートベニアが向いている方、向いていない方をまとめさせていただきます。
ラミネートベニアが向いている方
ラミネートベニアは、以下のような方におすすめです。
- 前歯の色や形、向きが気になる方
- 短期間で矯正治療を行いたい方
- すきっ歯の治療を希望している方
- 自然な見た目で美しい歯にしたい方
- なるべく歯を削りたくない方
ラミネートベニアが向いていない方
ラミネートベニアをおすすめできないのは、以下のような方です。
- 極端に歯並びが悪い方
- 歯ぎしり・食いしばりの癖がある方
- 日頃から硬いものを食べることが多い方
- 切端咬合の方
- 治療したい箇所にすでに差し歯が入っている方
- 重度のテトラサイクリン歯の方
ラミネートベニアで後悔しないための医院選び
ここまで、ラミネートベニアのデメリットや後悔する理由についてご説明しました。患者様が十分な知識を得た上で、ラミネートベニアがご自身に適していると感じたのであれば、治療を受けて後悔する可能性は少ないかと思います。
ただしラミネートベニアで後悔しない治療を受けるためには、医院選びも非常に重要な要素です。審美治療の経験が少ない歯科医院で治療を受けて、想像と違う見た目になってしまったり、噛み合わせの調整が得意ではない歯科医院で治療を受けて、セラミックシェルがすぐに割れたり外れたりすると、やはり失敗だったと後悔する原因になってしまいます。
そのためラミネートベニアを検討されている方は、審美治療の経験が多く、噛み合わせの知見も豊富な歯科医院を選ぶことで、失敗したと後悔する可能性を下げられます。
ラミネートベニアの治療を受ける歯科医院選びにはさまざまなポイントがありますが、ここではポイントを3つ挙げさせていただきます。
- 医院のホームページなどで症例を確認する
- 噛み合わせまで意識した治療ができる歯科医師を選ぶ
- 優秀な歯科技工士と提携しているかどうか
ラミネートベニアは基本的には、審美性を高めることが目的で行う治療です。そのため、歯科医師の審美センスが患者様のご希望と合ったものかどうかは重要です。複数の症例を確認しておくことをおすすめします。
また審美性だけでなく、噛み合わせも重視したセラミックシェルを製作しなければ、ラミネートベニアが長持ちしません。噛み合わせはもちろんのこと、しっかりと歯茎と適合するセラミックシェルを製作することで、歯茎との境目に汚れが溜まりにくく虫歯のリスクも減らすことが可能です。
そのために重要なのが、優秀な歯科技工士と提携しているかどうかです。ラミネートベニアのセラミックシェルの製作は、歯科医師ではなく歯科技工士が行います。ラミネートベニアの経験が豊富な歯科医師が、優秀な歯科技工士にセラミックシェルの製作を依頼することで、審美性に優れ割れたり外れたりしにくいラミネートベニアの治療を行えます。
まとめ：ラミネートベニアで後悔しないためには医院選びが重要
このページでは、ラミネートベニアを検討されている方に、ラミネートベニアで治療を行って後悔する理由や、後悔しないために大切なポイントをご説明いたしました。
ラミネートベニアは基本的には審美性を追求するための治療ですが、機能性（噛み合わせや歯茎との適合）がうまく調整されていなければ、割れたり外れたりといったトラブルが起きたり、セラミックシェルの下が虫歯になり再治療が必要になったりと、後悔する原因になります。
当院では、日本でも有数のセラミック専門の歯科技工士と連携し、手作業で精密なセラミックシェルの製作を行っております。また当院の院長は噛み合わせの専門医を取得しているため、噛み合わせが良く歯茎ともしっかりと適合して長持ちするラミネートベニアの治療が可能です。ラミネートベニアをはじめとしたセラミック矯正全般において、他院のセラミック矯正のやり直しを専門的に行うなど、深い知見と豊富な経験・技術を有しております。
ラミネートベニアを検討しており、失敗を防ぎ後悔しない治療を受けたいという方や、すでにラミネートベニアで治療を行って後悔しており、再治療では失敗したくないという方は、ぜひ当院までお越しください。カウンセリングは無料で行っておりますので、安心してご要望やお悩みをお聞かせください。
