すきっ歯と矮小歯を気にされて、ラミネートベニアのご相談でご来院されました。昔から歯の隙間を気にされており、いつか治したいと考えられていたようです。当院のナチュラルに仕上がるラミネートベニアの症例をご覧になり治療を決意されたとのことでした。
削らないラミネートベニアとは

韓国で大流行している歯を削らないラミネートベニアは、歯を0.1〜0.3mmほど調整し、極薄のラミネートベニアを貼り付ける治療になります。歯をほとんど削らないことから、歯にダメージがなく、傷めたり、強度が落ちるようなことはありません。当院でも、歯を最大限まで保存したラミネートベニアの治療を行なっており、このお写真のようにその薄さは、0.1mmまで薄くすることができます。
臨床例
治療前

治療前は、真ん中に大きな隙間があり、笑うと隙間が目立ちやすい状態でした。また前から2番目のはは、矮小歯となり通常よりも歯が小さいため隙間が計5ヶ所も開いている状態でした。歯の色味も黄色く、所々にホワイトスポットと呼ばれる白い斑点が見られるのも分かります。
治療後

前歯4枚にラミネートベニアを用いて治療を行いました。治療後は、どこから見ても天然の歯のようなラミネートベニアが入っており、元々隙間があったことは全く分かりません。事前に、ホワイトニングを行い歯の色味は白く改善している状態です。前から3番目の犬歯は天然の歯のままの状態ですが、色や形の連続性が途切れることなく自然に治療を行うことができました。ラミネートベニアを用いることで、天然歯以上のツヤや透明感を再現することができました。
ラミネートベニアの調整量

またここで重要なのが、ご自身の歯をほとんど削ることなく治療を行なっていることです。当院では、全く歯を削らないラミネートベニアもございますが、より自然に透明感の出やすいラミネートベニアをご希望されましたので、歯の表面に0.2mmの形態修正を行なっております。歯の表面を薄く研磨するようなイメージなので、歯を傷めたり、脆くなって弱くなることもありません。よって当院で行うラミネートベニアは、治療でしみることがないので、麻酔する必要もなく、形態修正後の仮歯も必要がありません。形態修正の前後で比較してもほとんど歯の形が変わっていないのが分かります。
治療前後比較口元

治療前後で、口元の印象は見違えるようになりました。計5ヶ所の隙間はなくなり、それぞれの歯の大きさが整うことで、バランスの取れたお口元の印象になりました。またスマイルラインも整い、より仕上がりの印象が審美的になりました。
治療前後比較口腔内

高性能の一眼レフカメラで至近距離から撮影していても、どれがラミネートベニアで天然の歯か見分けがつかないくらい綺麗に仕上がりました。当院では、Feldspathic vennerという特殊な技法で作られるラミネートベニアを採用しております。この技法でラミネートベニアを作れる歯科医院はごく僅かで、非常に繊細な治療が必要になりますが、セラミックの専門の職人が、一つ一つ筆でセラミックを盛り付けて手作業で全ての工程を行うため、透明感があり、0.1mmと極薄のラミネートベニアを作成することができます。この極薄のラミネートベニアを用いることで、歯がポテッと大きくならなず、より自然な形で治療を行うことができます。
治療後に患者様からも「すごいっ!めっちゃ綺麗になりました✨」と大変喜んで頂きました。
| 年代・性別 | 30代女性 |
| 主訴 | すきっ歯と矮小歯、ホワイトスポットが気になる |
| 治療内容 | ラミネートベニア(セラミック)4ヶ所、 |
| 費用 | 18万×4(税抜)、 |
| 期間 | 1ヶ月 |
| リスク・副作用 | きちんとした診査診断を行わないと、セラミックの破折や脱離が起こることがあります |
前歯の見た目でお困りの方は、是非一度ご相談下さい。
当院では初診時無料カウンセリングを行っております。
YASU DENTAL CLINIC
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監修者情報

松井 泰隆 YASU DENTAL CLINIC 院長
東京歯科大学を卒業後、京都大学医学部附属病院で口腔外科を学び、その後審美歯科やインプラント治療を行う医療法人に勤務し分院長などを歴任。







